炊飯器ケーキが生焼けに！保温時間は何分必要？早炊きの注意点や焼き直し方を解説！

炊飯器ケーキは、最初のチャレンジで成功する場合もあれば何度やっても上手く焼けない場合もあります。同じ失敗を繰り返さないように、原因を特定し次回につなげていきましょう。ここでは、炊飯器ケーキが生焼けにならないよう次回確認すべきポイントについて解説します。

炊飯器のタイプによっては、炊飯器ケーキが作れないものもあります。特に、古いタイプの炊飯器は対応していない可能性があります。また、IH炊飯器の場合は温度調整の機能が作動した結果、加熱している途中でスイッチが切れてしまうものもあるようです。

炊飯器ケーキを初めて作る際は、炊飯器が米以外のものを加熱するのに対応しているか、取扱説明書を確認するかメーカーに問い合わせると安心です。

炊飯器に対して材料の分量が多いと全体に熱が回らない可能性があるため、最初は少なめの分量で作ってみることをおすすめします。例えば5合炊きの炊飯器では3合炊き用のレシピの分量で炊いたり、3合炊きの炊飯器では5合炊き用のレシピの半分の分量で炊いたりして様子を見てみましょう。

生地の混ぜ方は、普通のケーキの作り方と同じです。生地の分量はレシピ通りに計る、粉はしっかりふるう、ムラなくしっかり混ぜるなど基本を守って生地を作ると失敗も少なく、万が一失敗した場合でもリメイクしやすくなります。

残念ながら炊飯器ケーキが失敗してしまった場合でも、他の方法で焼くことでリメイクすることができます。ここでは、リメイクする方法を紹介するので諦めずにチャレンジしてください。

失敗した炊飯器ケーキの生地を、シートを敷いた天板に流しこんで180〜200度の温度で焼くと、柔らかいクッキーのようなお菓子にリメイクできます。炊飯器ケーキのようなふんわりとした食感は期待できませんが、表面がこんがり焼けて香ばしさのある美味しいスイーツになります。同じ要領で、フライパンで弱火で焼いてもよいでしょう。

失敗した炊飯器ケーキを炊飯器で再加熱したり、レンジで火を入れたりすると、ふんわりとしたケーキにはならずに形が崩れてしまう可能性があります。その場合は、上からチョコレートをかけて見栄えの良くない部分をコーティングするのがおすすめです。見た目も味も豪華になって美味しさがアップします。

炊飯器で再加熱を繰り返したり、レンジで加熱しすぎたりすると炊飯器ケーキの食感がぱさついてしまうことがあります。この状態になった場合は、思い切って薄くスライスしてラスクにしてしまうのもリメイク方法のひとつです。

オーブン・トースターを使う場合は、失敗した炊飯器ケーキを5mmほどの薄いスライスにしてから天板に並べ、焦げないように注意しながら150度で15分ほど焼いてください。