とみつ金時の特徴は?どんなさつまいもの品種?食べ方・レシピのおすすめなど紹介!
さつまいもの品種「とみつ金時」を知っていますか?今回は、「とみつ金時」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「とみつ金時」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
とみつ金時の特徴は?どんなさつまいもの品種?
とみつ金時とは、昭和60年代ごろから福井県で生産されているさつまいもの品種で、その美味しさからブランドさつまいもとして扱われています。一流シェフやパティシエからの人気も高いとみつ金時とは、一体どのような特徴を持つさつまいもなのでしょうか。とみつ金時の味や食感、糖度やカロリーについて解説します。
とみつ金時の味わい・食感
とみつ金時はほくほくとした食感のさつまいもに分類されますが、適度な水分量があるためしっとりとした口当たりも併せ持っているのが特徴です。
とみつ金時はプロの料理人が認めるほどの濃厚な甘さがあり、プリンなどのお菓子作りの材料にも使われています。焼き芋に調理したとみつ金時を食べると溶けるような甘みが口に広がり、この味わいをスイートポテトに例える人もいます。
Twitterの口コミ
秋にはお世話になったあわら市の方から贈り物が届いた。あわら温泉産のさつまいも、とみつ金時は甘くてお菓子のよう。
Twitterの口コミ
さつまいも🍠頂きました😊
福井県あわら市産【とみつ金時】
甘くてホクホク💕美味しいよ
とみつ金時の糖度
とみつ金時や代表的なさつまいもの糖度は、以下の通りです。
・とみつ金時:不明
・紅はるか:約30度
・安納芋:約16度
・紅あずま:約14度
・鳴門金時:約13度
上記に挙げたさつまいもの糖度は生の状態の数値で、いずれも焼き芋などに加熱調理すると糖度が増加します。紅はるかを加熱すると糖度が50度から60度まで上がり、安納芋を焼くと糖度が40度程度になります。加熱したとみつ金時は糖度が35度以上になると言われているので、生のとみつ金時の糖度は安納芋と同じくらいと推測できるでしょう。
とみつ金時のカロリー
1本(200g)あたり | カロリー | 糖質 |
とみつ金時 | 264kcal | 58.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は一般的なMサイズのさつまいものカロリーおよび糖質量を示したもので、とみつ金時のカロリーと糖質量は不明です。ただし、とみつ金時は強い甘味を持つ品種のため、上記の表の数値よりもカロリーや糖質量が高いと推測されます。
ちなみに、さつまいものなかでも糖度の高い紅はるかの200gあたりのカロリーは320kcalで、一般的なさつまいもより50kcalほど高くなっています。紅はるかと同じく甘みの強い品種であるとみつ金時も、紅はるかに近いカロリーがあると考えられるでしょう。
(*さつまいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
とみつ金時の旬の時期・産地は?
とみつ金時はどのような地域で収穫され、旬の時期はいつごろなのでしょうか。とみつ金時の産地や旬の時期について解説します。
とみつ金時の産地
とみつ金時の主な産地は福井県のあわら市富津で、とみつ金時の名はこの地名からとって名付けられました。福井県以外の地域では、とみつ金時が栽培されることはほとんどありません。
とみつ金時は、日本海に面した丘陵地における赤土が混じった柔らかい土壌で栽培されています。このような環境で栽培されることで、甘くしっとりとした美味しいとみつ金時ができると言われています。
とみつ金時の旬の時期は12月~6月ごろ
とみつ金時が収穫されるのは9月から11月中旬ごろまでですが、収穫されたとみつ金時のおよそ7割は貯蔵された後に出荷されます。これは、とみつ金時などのさつまいもは、収穫後よりも一定期間貯蔵して熟成させたほうが甘みが増すためです。
貯蔵されたとみつ金時は12月から6月ごろまで流通することからこの時期が旬と考えられていますが、最も甘みが強くなって美味しくなるのは12月ごろだと言われています。