クリームチーズを早く常温に戻すには?レンジで簡単?溶ける時間・温度の目安も紹介!
クリームチーズを早く常温に戻す・溶かす方法を知っていますか?なぜ柔らかくするのでしょうか?今回は、クリームチーズを早く常温に戻す方法・時間の目安に加え、柔らかくする理由も紹介します。「なめらか」な状態にする方法・コツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- そもそもクリームチーズを常温に戻す理由って?
- クリームチーズを柔らかくして混ぜやすくするため
- クリームチーズが常温で柔らかくなる時間の目安は?
- 暑い時期は冷蔵庫から出して30〜40分ほど
- 寒い時期は冷蔵庫から出して2〜4時間ほど
- 指で押してめりこむくらいがちょうどいい固さ
- ただし常温で放置しすぎるのは腐るのでNG
- クリームチーズを早く常温に戻す方法ある?レンジが便利?
- ①小さめに切る
- ②めん棒や木づちで薄く伸ばす
- ③30〜40℃のぬるま湯に10分間入れる
- ④電子レンジで15秒ずつ加熱する
- ⑤牛乳・生クリーム・溶かしバター等をいれて混ぜる
- ⑥レモンのしぼり汁をかける
- クリームチーズの溶ける温度は?
- クリームチーズは55℃前後で溶ける
- 料理に使う場合は30〜40℃で溶かそう
- クリームチーズの「なめらか」はどれくらい?するコツは?
- 「なめらか」はダマがなくマヨネーズより少し固い状態を指す
- クリームチーズを「なめらか」にする方法・手順
- クリームチーズを料理に使おう
①小さめに切る
クリームチーズを早く柔らかくしたい時は、2~3センチ角に切りましょう。その際、以下のポイントを押さえると、クリームチーズを綺麗に切ることができます。
・濡らした包丁を使う
・冷たいうちに切る
包丁でクリームチーズを切ると側面にチーズがベタベタとついてしまいますが、包丁を濡らしておくとクリームチーズがつかなくなり、切りやすくなります。また、柔らかい状態よりも固い状態の方が切りやすいので、クリームチーズを切る際は冷蔵庫から出してすぐ切るようにしましょう。
②めん棒や木づちで薄く伸ばす
クリームチーズは小さく切ると早く柔らかくすることができますが、包丁を使いたくない場合は以下の手順でも早く柔らかくすることができます。
①クリームチーズを塊のままクッキングシートやラップで挟む
②めん棒で転がす
包丁を使いたくない場合は、クリームチーズを薄く延ばしましょう。めん棒を使うと綺麗に伸ばせますが、めん棒がない場合は木づちなどで叩いて延ばすこともできます。クリームチーズを延ばす際は、調理器具にクリームチーズがくっつかないように、必ずチーズをクッキングシートなどで包んで下さい。
③30〜40℃のぬるま湯に10分間入れる
クリームチーズは湯せんでも柔らかくすることができ、手順は以下の通りです。
①クリームチーズのアルミ箔を剥がし、塊のままビニール袋やチャック付きのポリ袋に入れる
②30~40度のお湯に10分間つける
クリームチーズにお湯が混ざると分離してしまう可能性があるので、チャック付きのポリ袋など密閉できるものに入れて下さい。チャック付きのポリ袋がない場合は普通のビニール袋の口を固く結んでお湯が入らないようにしましょう。また、クリームチーズが凍っている場合は急激に温めると分離してしまう可能性があるので、まずは水につけて解凍して下さい。
④電子レンジで15秒ずつ加熱する
どうしても時間がないときは、クリームチーズを以下の手順で電子レンジで温めるのが一番早い方法です。
①クリームチーズを包んでいるアルミ箔をきれいにはがす
②電子レンジで15秒ずつ様子を見ながら加熱する
アルミ箔を電子レンジで加熱してしまうと、火花が飛び散るので危険です。必ずきれいにはがしたことを確認してから加熱して下さい。また、温めすぎるとクリームチーズが液状になってしまうことがあります。液状になると冷やしても元に戻らないので、必ず様子を見ながら加熱して下さい。
⑤牛乳・生クリーム・溶かしバター等をいれて混ぜる
クリームチーズは、成分が近いものを混ぜることでより早く柔らかくすることができます。その際の牛乳・生クリーム・溶かしバターの量の目安は以下の通りです。
・生クリームや牛乳:クリームチーズ220gに対して小さじ1杯
・溶かしバター:クリームチーズ220gに対して大さじ1杯
生クリームやバターを入れすぎてしまうと柔らかくなりすぎてしまい、料理やお菓子の食感に影響が出てしまうので、必ず上記の分量を守って下さい。上記のものを加えたら、ゴムベラですり混ぜましょう。生クリームや牛乳、バターであればクリームチーズと同じ乳製品なので、味にはほとんど影響ありません。
⑥レモンのしぼり汁をかける
クリームチーズは、レモン汁のしぼり汁でも柔らかくすることができます。ポイントは以下の通りです。
・少しずつ混ぜる
・たくさん入れすぎないように注意する
レモンのしぼり汁には爽やかな酸味があるので、レアチーズケーキなど酸味を持つお菓子を作るときに特におすすめの方法です。レモンにはタンパク質を分解する作用があり、一気に入れてしまうと分離してしまうので、様子を見ながら慎重に加えて下さい。また、クリームチーズ自体に水分が多いので、たくさん入れすぎて水っぽくならないように注意しましょう。
クリームチーズの溶ける温度は?
どうしても時間がないときは、クリームチーズを加熱して柔らかくするのも一つの手です。ここでは、クリームチーズが溶ける温度や、溶かす際の注意点を紹介していきます。
クリームチーズは55℃前後で溶ける
クリームチーズが溶ける温度は55℃前後です。しかしこの温度になると、クリームチーズは塊ではなくドロドロの液状に変化し、一度液状になってしまうと冷やしても塊の状態には戻りません。お菓子作りや料理に使用する場合は溶かしすぎないように注意しましょう。