キタアカリとは?どんな特徴の品種?収穫時期や向いてる料理・人気レシピも紹介!
じゃがいもの品種「キタアカリ」を知っていますか?ホクホクですが煮崩れしやすいのが特徴の品種です。今回は、「キタアカリ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈コロッケ、じゃがバター、ポテトサラダ〉など「キタアカリ」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
キタアカリの特徴は?どんなじゃがいもの品種?
スーパーに行くとキタアカリというじゃがいもが販売されていることがあり、その見た目は男爵によく似ていますが、どう違うのでしょうか。ここではキタアカリの特徴や男爵との違いのほか、その味わいや値段について紹介していきます。
キタアカリは男爵のように丸い形
キタアカリは丸いごつごつとした形のじゃがいもで、つるつるとして長い形状のじゃがいもであるメークインよりも、男爵によく似た見た目の品種です。キタアカリは、男爵とツニカという病気に強いじゃがいもを交配させて作られたので、男爵と似ているのも納得と言えるでしょう。
そのためじゃがいもとのみ表示されていて品種名が明記されていない場合は、男爵かキタアカリかわからないことがあります。キタアカリと男爵の違いは、皮の芽の部分にあり、芽が赤くなっているのがキタアカリです。皮全体もキタアカリの方が少し赤みがかかっているので、両方並んでいる場合は見比べてみるのが良いでしょう。
また、カットしてみると男爵よりも黄色い色をしていることから、キタアカリは別名「黄金男爵」と言われることがあります。なお、キタアカリは味の特徴を表し「栗じゃがいも」と呼ばれることもあるようです。
キタアカリはホクホク食感で甘みが強い
キタアカリは男爵に比べて、甘みが強い味わいとホクホクとした食感が特徴のじゃがいもです。しかし、煮崩れしやすいため煮物には向いておらず、ポテトサラダやポテトコロッケなど、崩して使うじゃがいも料理に使うのに向いています。煮物に使う場合はメークインのような煮崩れしにくいじゃがいもの方が向いているので、用途に合わせたじゃがいもの品種を選びましょう。
なお、おすすめのレシピや詳しいキタアカリに向くじゃがいも料理については、後の見出しで紹介するので参考にしてみてください。
Twitterの口コミ
キタアカリで肉じゃが作ったけど芋が崩れすぎる
湯で時間短くてスゴイ甘い芋
ポテサラとかマッシュポテト向きな感じかな
#ジャガイモ#馬鈴薯#じゃがいも#キタアカリ#肉じゃが#塩ゆで
Twitterの口コミ
すっかり食べ尽くしたのですが、#よくねたいも クッキング🐢
メークインで
🥔和風ツナポテト
🥔カレー
みずみずしくクリーミーなメークインは皮ごといただきました😋
芋にかぶりついてる感ウマウマ
キタアカリは栗のような甘さとインカに次ぐ濃い黄色でじゃがバターでペロリ!別格でした😆(写真忘れ)
キタアカリの値段・価格
キタアカリは比較的多く栽培されるじゃがいもの品種であることから、流通量の多いじゃがいもである男爵やメークインと比べても、それほど価格に差はありません。じゃがいもの価格は時期などによって変動はするものの、1kgあたり300円から500円で流通しています。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キタアカリの収穫時期・旬や産地は?
じゃがいもは比較的容易に栽培でき、保存も効きやすく料理にも使いやすいことから、家庭菜園で作るのにもおすすめの野菜です。収穫時期や旬を知っておくことで、美味しいじゃがいもが食べられます。ここではキタアカリの収穫時期や旬を紹介するので参考にしてください。
キタアカリの産地
キタアカリは病気に強いじゃがいもの品種でもあるため、人気が高く広く栽培がおこなわれています。主産地は北海道の網走や十勝で、次いで千葉県で多く栽培されているようです。キタアカリの名前には「北の大地に希望の明かりを」という意味が込められています。
これは北海道では昔から線虫と呼ばれるじゃがいもにつく害虫に悩まされており、そのために作られたのがキタアカリだったためです。このことから、北海道や富山県などではキタアカリは奨励品種とされています。
キタアカリの旬・収穫時期は9月〜12月ごろ
キタアカリの旬は9月から12月にかけてですが、北海道ではもう少し早い時期に収穫がおこなわれています。北海道では夏から秋にかけて収穫し、貯蔵したのちに翌年まで出荷されています。また、千葉県では北海道での出荷が終わったころの6月から8月にかけてが旬となるようです。
キタアカリに限らずじゃがいもは日持ちするので、野菜売り場にはいつでも良い状態のじゃがいもが陳列されています。ただし、旬の時期にはより美味しくなるので、旬の時期には表示されている産地を確認して取れたてのじゃがいもを味わうのもおすすめです。