じゃがいも品種「タワラマゼラン」の特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
じゃがいもの品種「タワラマゼラン」を知っていますか?黒紫色の皮が特徴の品種です。今回は、「タワラマゼラン」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「タワラマゼラン」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
タワラマゼランの特徴は?どんな品種?
じゃがいもの数多くある品種のなかには、一見するとじゃがいもには見えないタワラマゼランと呼ばれる品種が存在します。タワラマゼランとはどのような特徴をもつ品種のじゃがいもなのでしょうか。タワラマゼランの正体や見た目の特徴のほか、味や値段について解説します。
タワラマゼランは長崎県の俵さんによって開発された品種
タワラマゼランは、じゃがいもの個人育成家である俵正彦氏が長崎県の農場で開発した品種のじゃがいもです。俵氏は病気になりにくく化学肥料や農薬を使わずに栽培できる品種のじゃがいもを作ることを目的として、タワラムラサキの変異株から育成を繰り返し、10年もの長い年月をかけてタワラマゼランを生み出しました。
タワラマゼランは農薬や化学肥料を使用せずに栽培されているため、安心して食べることができます。タワラマゼランの名は、タワラマゼランの生みの親である俵氏の名前と果皮の紫色に由来しています。
タワラマゼランは黒紫色の皮が特徴
タワラマゼランは、表皮の色が黒に近い濃い黒紫色をしているじゃがいもです。一般的なじゃがいもは、光に当たると皮が緑色に変色してソラニンと呼ばれる毒素を発生しますが、タワラマゼランは皮が緑化しにくく毒素の含有量が少ないのが特徴です。タワラマゼランの形は丸みを帯びた細長い楕円形で、表面には艶があり芽が浅くなっています。
タワラマゼランの味わい・食感と食べ方
タワラマゼランはでんぷんの含有量が少なく煮崩れしにくい特性をもつ粘質性のじゃがいもで、煮物などに調理しても形はほとんど崩れません。タワラマゼランの食感は、一般的なじゃがいものようなほくほくとした食感に加えて、ねっとりとしたなめらかな口当たりがあります。加熱調理すると甘い香りが漂い、さつまいもや栗のように甘みが強くなるのが特徴です。
Twitterの口コミ
今日のおやつ。タワラマゼランという品種なんだそうです。ほんのり甘味があって、ほくほく。無限に食べられそうな美味しさ😋
これはひたすらシンプルにいこう。焼くだけ・茹でるだけが一番美味しいかも。少し飽きたら、カレー粉をちょっと入れてみたり、お醤油垂らしてみたり、じゃがバターとか💕ね?
タワラマゼランの値段・価格
タワラマゼランの産地のスーパーでは、一袋4個入りのものが250円前後で販売されています。一般的なじゃがいもの一袋あたりの値段は200円から250円ほどが相場であるため、スーパーにおいてはタワラマゼランは普通のじゃがいもと同じくらいの値段で購入することが可能です。
また、通販でもタワラマゼランなどの様々な品種のじゃがいもが売られています。通販でのタワラマゼランの値段は1kgあたり500円前後で、一般的なじゃがいもの値段は1kgにつき300円から500円ほどです。通販では、普通のじゃがいもよりもタワラマゼランのほうがやや高値で売られていることが多いようです。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
タワラマゼランの旬・収穫時期や産地は?
タワラマゼランの収穫時期や旬の時期はいつごろなのでしょうか。タワラマゼランの収穫時期や旬の時期のほか、主な産地について解説します。
タワラマゼランの産地
タワラマゼランは、じゃがいもの名産地である北海道を中心に栽培されています。そのほかにも、タワラマゼランが開発された農場がある長崎県をはじめ、福岡県や兵庫県、山梨県などでも日本国内のさまざまな地域で生産が行われています。