ハニーバンタムとは?甘い品種の祖先?名前の意味や収穫時期・通販のおすすめも紹介!
とうもろこしの品種「ハニーバンタム」を知っていますか?昭和60年に登場した高糖度で甘い品種です。今回は、「ハニーバンタム」の〈味わい・食感・見た目・意味〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「ハニーバンタム」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ハニーバンタムの特徴は?どんな品種?
とうもろこしには様々な品種がありますが、ハニーバンタムは日本のスイートコーンの中でも歴史が長い品種の1つです。ここではハニーバンタムとはどんなとうもろこしなのか、特徴を交えて説明します。
ハニーバンタムは昭和60年に登場した高糖度で甘い品種
ハニーバンタムが日本に登場したのは昭和60年頃で、スイートコーンに分類される糖度の高い品種です。日本にとうもろこしが伝わったのは1579年とされており、当時栽培されていたのは痩せた土地でも栽培できるフリントコーン(硬粒種)やワキシーコーン(糯種)でした。
当時は収穫したとうもろこしの粒を粉にしたうえで、米やもちに混ぜて食べていたとされています。明治時代になってようやく、スイートコーンの一種であるゴールデンバンタムが伝来し、その後に品種改良をくり返して生まれたのがハニーバンタムです。
ハニーバンタムの名前の意味は「小さく蜂蜜のように甘い」
ハニーバンタムの名前は、honeyとbantamの2つの単語に由来しています。honeyは蜂蜜、bantamは小柄を意味する単語で、ハニーバンダムは小さく蜂蜜のように甘いとの意味で名づけられました。1985年以降、国内のとうもろこしの中でも人気の品種であり続けています。
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んで、店やってた頃は取り引きの八百屋さんに無理言ってハニーバンタム仕入れてもらってた。粒が大きく黄色味が強くぐじゃっとならない。食べた後が綺麗。
ハニーバンタムの価格・値段
スイートコーンであるハニーバンタムは全国各地で栽培されており、生産量も多いことから価格は1本200円程度と、一般的なとうもろこしと同じくらいの相場です。旬の時期には地域によって価格差が生じるようですが、基本的には入手しやすい品種といえます。
(*とうもろこしの品種について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
ハニーバンタムの旬・収穫時期や産地は?
ハニーバンタムは大量生産しやすい品種なので全国各地で栽培されていますが、気候によって収穫時期にずれがあるようです。ここではハニーバンタムの生産地と、旬を交えた収穫時期について説明します。
ハニーバンタムの主産地
ハニーバンダムは北は北海道から南は沖縄県まで、全国各地で生産されています。これは一株に3~4本のとうもろこしがつく生産性が高い品種であることで、生産しやすいことが理由でしょう。中でも主産地として有名なのは北海道で、長野県や長崎県も生産量が多いようです。
ハニーバンタムの旬・収穫時期は2月〜10月ごろ
ハニーバンタムの収穫時期は2月から10月までと幅があるのですが、これは栽培地の気候によって種まき時期がずれるからです。九州や沖縄などの温暖地域では2月から6月と、5月中旬から9月初旬と2回の収穫時期があります。本州の中間地域は3月から7月中旬と6月初旬から9月末、東北以北の寒冷地域は4月から8月初旬と6月下旬から10月初旬が収穫時期です。
旬は種まきや収穫時期によって異なるものの、最も出荷量が多いのは6月から7月にかけてです。居住地域の収穫時期を、旬と覚えておくとよいでしょう。