冷凍魚の賞味期限切れはいつまで食べれる?1年後はNG?解凍後も紹介!

冷凍魚の賞味期限の目安を知っていますか?いつまでなのでしょうか?今回は、<家庭・市販>別の冷凍魚の賞味期限や<2ヶ月・半年・1年・2年>など期限切れでもいつまで食べられるのかを腐った場合の見分け方とともに紹介します。冷凍魚の解凍方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 冷凍魚の賞味期限・日持ちはどのくらい?
  2. ①市販の冷凍魚の場合は1ヶ月〜1年
  3. ②生魚を家庭で冷凍した場合は2〜3週間
  4. ③解凍後の冷凍魚はすぐに食べる必要がある
  5. 冷凍魚の賞味期限切れはいつまで食べられる?
  6. 賞味期限の定義
  7. 賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
  8. 冷凍魚の賞味期限が切れるとどうなる?腐るのはいつから?
  9. ①賞味期限から1ヶ月すぎた場合
  10. ②1ヶ月〜2ヶ月すぎた場合
  11. ③3ヶ月から半年過ぎた場合
  12. ④半年から1年過ぎた場合
  13. 冷凍魚を美味しく解凍する方法は?
  14. 冷凍魚は「冷蔵庫」で解凍しよう
  15. すぐに解凍する場合は氷水・流水で解凍しよう
  16. 魚の正しい冷凍での保存方法も紹介!
  17. 冷凍魚の賞味期限に注意しよう

出典:http://blog.sizenmura.jp/article/87214238.html

冷凍魚は、切り身なのか丸ごとなのかといった種類や冷凍方法によって賞味期限は違います。外気に触れない真空パックに入った冷凍魚の場合は、賞味期限から1ヶ月ほど過ぎても、状態の変化は特にありません。

生魚を家庭で冷凍した場合は賞味期限を2〜3週間を過ぎた後は、表面が冷凍焼けして白っぽくなるなどの劣化がだんだんと見られてくるので、期限内に食べるのが無難です。

②1ヶ月〜2ヶ月すぎた場合

出典:https://kurashi-ideal.com/niku-alminum-141

真空パックのものの場合でも生魚を家庭で冷凍した場合でも、賞味期限を1ヶ月すぎると劣化によって下記のような状態になります。

・表面が白っぽくなる
・表面が黄色っぽくなる
・パサついて見える
・生臭い匂いがある


魚の表面が白っぽい状態は冷凍焼け、黄色っぽい状態は脂が酸化する油焼けを起こしています。食べられないことはありませんが、味は確実に悪くなっています。生魚を家庭で冷凍した場合は、相当劣化が進んでいることも考えられ、食べる場合は自己責任になるので気をつけましょう。

③3ヶ月から半年過ぎた場合

切り身なのか丸ごとなのかにもよりますが、賞味期限が3ヶ月以上切れているものに見られるのは下記のような状態です。

・パッケージに霜が多くついている
・袋が膨らんでいる
・冷凍の独特な異臭がする


上記のような変化は、特に生魚を家庭で冷凍した場合に見られる変化で、真空パックの場合には変化が見られないケースもあります。

上記のような冷凍魚は冷凍焼けなどで劣化している可能性が非常に高く、食べることはできても味はかなり落ちた状態です。もし魚の味が落ちていても食べたい場合は、濃いめの味に調理したり、あんかけなどにしたりすれば味の悪さを感じずに食べられる場合もあるでしょう。

しかし、冷凍焼けや油の酸化によって、食べると体調を崩す場合もあるのであまりおすすめできません。

④半年から1年過ぎた場合

賞味期限を半年以上切れてしまった冷凍魚は、真空パック・生魚を家庭で冷凍した場合に関わらず以下のような状態になる場合があります。

・小さくなる
・変色する
・解凍後に白い膜が張っている
・解凍後に表面にぬめりがある
・生臭い
・冷凍庫内のような味


賞味期限を大幅に過ぎた冷凍魚は、水分が抜けて小さくなっている場合があるでしょう。また、解凍後にぬめりや膜が見られる場合には、雑菌が繁殖しており食べると食中毒を起こす可能性もあります。たとえ腐っていなかったとしても、生臭さや冷凍庫内の臭いがついていることで、食べられない状態になっている可能性もあります。

基本的に、賞味期限を大幅に過ぎた冷凍魚は食べない方が無難です。

冷凍魚を美味しく解凍する方法は?

冷凍した魚は切り身でも丸ごとでも、解凍する時の工夫次第で美味しい状態を保つことができます。ここでは解凍時に気をつけたいポイントを紹介するので、参考にしてください。

冷凍魚は「冷蔵庫」で解凍しよう

冷凍魚を解凍するときのポイントは、ドリップを防ぐことにあります。急激な温度変化がると冷凍魚のドリップの量が増えて食感や味が悪くなるため、なるべく温度変化を少なくしましょう。そのためには冷凍魚を常温に放置して解凍させるのではなく、冷凍庫から冷蔵室に移して、5〜6時間をかけてゆっくりと解凍させるのがコツです。

また、常温での解凍は雑菌の繁殖しやすい環境を作ることにもなるため、特に冷凍魚を生食する場合には避けましょう。

すぐに解凍する場合は氷水・流水で解凍しよう

急いで解凍したい場合は、氷水もしくは流水で解凍する方法がおすすめです。特に氷水での解凍は温度変化がほとんどありません。冷凍魚を密封できる袋に入れてから、氷水につけて解凍しましょう。流水で解凍する場合は、冷凍魚を密封できる袋に入れてから水の入ったボウルに入れ、水を細く出したままにしておきます。

両者とも解凍にかかる所要時間は20分から30分ですが、さらに急いで解凍したい場合には電子レンジでの解凍も可能です。電子レンジに解凍モードがあればそれを使い、ない場合は20秒から30秒ずつ一番弱いワット数で様子を見ながら加熱してください。

(*魚の解凍について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

魚の解凍方法は?レンジは厳禁?短時間でも味を落とさない裏技を紹介!

魚の正しい冷凍での保存方法も紹介!

魚は冷凍で保存することにより、賞味期限を伸ばすことができます。ここでは魚の正しい冷凍保存の方法も紹介します。

1. 丸ごとの場合は頭を落としたり内臓を出したりする
2. 一度に食べられない大きさの場合は切り身にしておく
3. キッチンペーパーなどで魚の水分をとる
4. 1回分ずつをラップで包む
5. 密封できる袋に入れて空気を抜く
6. 金属製のトレーに魚を並べてから冷凍庫で保存する


魚の冷凍保存のポイントは、空気になるべく触れない状態で素早く冷凍させることなので、切り身などにしたうえで1回に使う分量をラップなどで包んでから密封できる袋に入れます。

冷凍焼けなど魚の劣化を極力防ぐには、庫内の温度をなるべく上げないようにすることも大切です。冷凍庫の開け閉めの回数や時間を減らしたり、魚は冷凍庫の奥に保存したりするなどの工夫もしましょう。

(*魚の冷凍について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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