冷凍魚の賞味期限切れはいつまで食べれる?1年後はNG?解凍後も紹介!
冷凍魚の賞味期限の目安を知っていますか?いつまでなのでしょうか?今回は、<家庭・市販>別の冷凍魚の賞味期限や<2ヶ月・半年・1年・2年>など期限切れでもいつまで食べられるのかを腐った場合の見分け方とともに紹介します。冷凍魚の解凍方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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冷凍魚の賞味期限・日持ちはどのくらい?
近年では冷凍技術の進化により、様々なものを冷凍して長い期間保存できるようになりました。ここでは魚を冷凍保存した場合、賞味期限や日持ちはどれくらいになるのかを紹介します。
①市販の冷凍魚の場合は1ヶ月〜1年
店で購入した段階ですでに冷凍されている魚の賞味期限は、1ヶ月以上と比較的長く賞味期限が設定されています。特に切り身の状態で真空パックなど入れられ、外気に一切触れない状態になっているものは冷凍焼けしにくく、賞味期限が1年以上のこともあります。
このように市販の冷凍魚は賞味期限が長めですが、長く保存すれば腐ったり変質したりするリスクは高まるので、長く保存していた冷凍魚を食べる前には必ず状態を確認しましょう。
②生魚を家庭で冷凍した場合は2〜3週間
購入時に生魚だった魚を家庭で冷凍した場合の賞味期限は、2〜3週間程度になります。賞味期限にこれだけの違いが出てくるのは、業務用の冷凍庫と家庭用のものでは冷凍の性能が全く違うためです。業務用の冷凍庫の場合、温度が−40℃から−30℃で急速冷凍できるため、良い品質を長く保つことができます。
また、冷凍までの加工も衛生的な環境で行っていることから、雑菌の侵入も少ないでしょう。しかし、家庭では保存までに雑菌が混入する可能性が高く、さらに冷凍庫も−18℃程度の温度にしかなりません。こういった理由から、家庭での冷凍の場合は市販品に比べて日持ちしなくなります。
③解凍後の冷凍魚はすぐに食べる必要がある
冷凍魚を解凍した場合は、なるべく早く食べるようにしましょう。特に刺身などの生食する料理は食中毒に注意が必要で、解凍後すぐに食べてください。なお、一旦解凍してからの再冷凍は、品質が著しく悪くなるうえに食中毒のリスクも高まるのでやめましょう。
冷凍魚の賞味期限切れはいつまで食べられる?
冷凍魚をはじめ、どんな食品でも賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。冷凍魚の賞味期限切れはいつまで食べられるのでしょうか。
賞味期限の定義
賞味期限は未開封で正しい保存方法を守った場合に、美味しく食べられる期限のことです。これに対し、消費期限は安全に食べられる期限です。賞味期限は傷みにくい食品で設定され、消費期限は傷みやすいものを対象に設定されます。いずれも、検査などで算出した最大期間に安全係数の0.8をかけて設定しているため、期限を多少過ぎても食べられます。
賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
賞味期限が切れても食べることができると説明しましたが、その際に食べられるのかどうかを判断する基準の一つは、腐っているかどうかになります。腐っていない場合は、味が多少落ちていたとしても、食べることは可能です。ただし冷凍魚の場合は保存時間が長くなると冷凍焼けなどの劣化が始まり、食べられたとしても美味しくないのでなるべく早めに食べましょう。
冷凍魚の賞味期限が切れるとどうなる?腐るのはいつから?
ここでは、冷凍魚は賞味期限が切れた後にどのような変化をしながら腐っていくのかを紹介します。また、初めから真空パックに入った冷凍の魚と、生魚を自宅で冷凍させたもの変化の違いも解説するので参考にしてください。