魚の解凍方法は?レンジは厳禁?短時間でも味を落とさない裏技を紹介!

魚の正しい解凍方法を知っていますか?冷凍すると味が落ちると言われがちな魚ですが、今回は、魚の解凍を〈流水・レンジ・氷水〉など方法別にメリット・デメリットなど比較しながら紹介します。解凍時の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 魚を美味しく解凍するには?
  2. ドリップをなるべく出さないことが重要
  3. ドリップを出さないためには0℃に近い温度で解凍するのがポイント
  4. 魚の解凍方法①氷水解凍
  5. 解凍する方法・手順
  6. メリット
  7. デメリット
  8. 魚の解凍方法②流水解凍
  9. 解凍する方法・手順
  10. メリット
  11. デメリット
  12. 魚の解凍方法③冷蔵庫で解凍
  13. 解凍する方・手順
  14. メリット
  15. デメリット
  16. 魚の解凍方法④自然解凍
  17. 解凍する方法・手順
  18. メリット
  19. デメリット
  20. 魚の解凍方法⑤電子レンジ解凍
  21. 解凍する方法・手順
  22. メリット
  23. デメリット
  24. 魚の解凍時の注意点は?
  25. ①再冷凍しない
  26. ②切り身が直接水に触れないようにする
  27. 冷凍した魚を上手に解凍しよう

魚を美味しく解凍するには?

冷凍しておいた魚を調理する前の正しい解凍方法を知っていますか?美味しく解凍するためのポイントを詳しく紹介します。

ドリップをなるべく出さないことが重要

魚を解凍する時の一番のポイントはドリップを出さないことです。まずは、ドリップか出ることによるデメリットをあげていきます。

・旨味成分も一緒に出てしまう
・食品の栄養価が低下する
・水分が抜けてパサつく


ドリップとは解凍した魚から出る透明や赤色の液体のことで、冷凍したときに壊れた細胞から組織液が染み出たものです。この組織液には、旨味・栄養素・水分が含まれており、ドリップが少ないほど味も良い状態と言えます。また、このドリップは水分のため菌が繁殖しやすく、長時間ドリップが出たままにすることで品質が低下し衛生的にも良くありません。

ドリップを出さないためには0℃に近い温度で解凍するのがポイント

食品が凍る温度は-1度〜-5度で、この温度から急に温度を上げないようにするのがドリップの流出を防ぐポイントです。ドリップを出さずに解凍するというポイントを抑えることで旨味・水分が抜けずに美味しく食べることができます。

鮮度が大切な刺身など生食する魚も購入時と同じような状態にすることができるため、食べ方に合わせた正しい解凍方法を選びましょう。

魚の解凍方法①氷水解凍

魚の解凍方法には様々ありますが、まずは氷水解凍の方法を紹介します。美味しさ・時短など総合的にもおすすめの解凍方法です。

解凍する方法・手順

氷水解凍をする際の詳しい手順は以下のとおりです。

1.ボールにたっぷりの氷水を用意する
2.冷凍された魚を真空パックやジップロックに入れたまま氷水に沈める
3.浮いてこないように沈めたまま解凍出来るまで置く


氷水解凍なら魚の大きさにもよりますが、2時間程度で解凍できます。氷水につけると、ドリップが出にくい0度に近い温度で解凍することができ、美味しさを損いません。

メリット

氷水解凍のメリットは、こちらです。

・ドリップが出にくい
・時短になる


0度に近い低い温度で解凍することで、旨味や栄養素が逃げにくい状態をキープすることができます。ドリップを最小限に防ぐことで衛生的にも安心で、生食する刺身の解凍におすすめです。

デメリット

氷水解凍のデメリットは、こちらです。

・魚が水に触れないように注意が必要
・氷の用意が必要


真空パックされている魚向きで、ラップに包んでいるものであれば水に触れないように、ジップロックやビニール袋を重ねてから氷水に入れるとようにしてください。氷もたくさん必要になるので、あらかじめ準備しておく必要があります。

魚の解凍方法②流水解凍

解凍方法の中で一番良く使われる、流水解凍の詳しい方法を紹介します。時間がないときにも使える、時短解凍方法です。

解凍する方法・手順

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