とんかつをパン粉なしで作る代用品レシピ9選！そうめんや粉チーズでもOK？

パン粉はパンが材料となっていますが、実はパンそのものでも以下の手順で代用することができます。

①食パンの耳を取り除く
②食パンをできるだけ潰さないように小さめにちぎる
③小麦粉をつけて卵にくぐらせたとんかつ用の肉に、固めるように食パンをつける
④一部の食パンをフードプロセッサーなどで粉砕しておき、③の隙間を埋める

フードプロセッサーがない場合には、冷凍したパンをおろし金で削れば問題ありません。なお、パンには色々な種類がありますが、とんかつ用のお肉につけて衣にする場合は普通の食パンが適しています。その際はとんかつ1枚に食パン1枚分が目安の分量です。

そうめんをフードプロセッサーで粉砕すると、パン粉なしでも衣が美味しいとんかつを作ることができます。そうめんをパン粉代わりの衣にする作り方は、以下の通りです。

①卵と小麦粉、酒を混ぜ合わせた卵液を作っておく
②そうめんをフードプロセッサーで粉砕する
③とんかつ用の肉を①につけ、そうめんの粉をまぶす

豚ロース肉4枚に対しそうめん3束程度が適量とされており、フードプロセッサーがない時にはジッパー付き保存袋に入れたそうめんを、麺棒などで叩けば細かくなります。そうめんの衣は、パン粉ほどしっかりつける必要がないので調理もしやすいです。パン粉より食感も軽めなので、そうめんの買い置きがある時には、パン粉の代用品として使ってみましょう。

味噌汁やすき焼きの食材として麩を買い置きしている場合は、それをとんかつの衣にするのもおすすめです。麩をとんかつの衣にする際は、以下の作り方の手順を参考にしましょう。

①ジッパー付き保存袋に麩を入れる
②①を麺棒で叩いて、麩を粉々にする
③パン粉代わりにつける

麩は小さなものが多いので、自分で叩いて好みの大きさにするのがおすすめです。麩のサイズが不揃いで中に大きなものが混じっていても、味に影響はありません。また麩は吸水性が高い食材でもあるので、肉汁を閉じ込めてくれる効果も期待できます。パン粉なしでより美味しいとんかつを食べたい人は、試してみる価値がある方法です。

パン粉なしでとんかつを作りたい時には、高野豆腐も代用品としておすすめの食材で、作り方は以下の通りです。

①戻していない乾燥した高野豆腐を包丁で薄切りにする
②①を手で粗くほぐし、パン粉状にする
③そのままとんかつの衣として使う

高野豆腐はおろし金ですりおろしても粉砕可能ですが、フードプロセッサーは機種によっては使えません。パン粉と違って高野豆腐は糖質が低いので、ダイエット中の人は日ごろから代用品として使うのがおすすめの食材です。衣が軽めの食感で、食べやすく仕上がります。