ペコロスとは?小さい玉ねぎ?旬の時期・栄養など特徴や食べ方のおすすめを紹介!
玉ねぎの品種「ペコロス」を知っていますか?フランス語で「小玉ねぎ」の意味を持つ品種です。今回は、「ペコロス」の〈栄養・味わい・食感・見た目〉など特徴や普通の玉ねぎとの違いに加え、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「ペコロス」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
小さなサイズのペコロスにも一般的な玉ねぎ同様にカリウムが含まれているので、以下の効果が見込めます。
・むくみの解消と予防
・高血圧の予防と改善
・筋肉の弛緩を調整する
・神経細胞の伝達を促す
カリウムはミネラルの1種で、体内にある余分なナトリウムと結合し、体外に排出する利尿作用があることで知られています。そのほかにも筋肉の弛緩や神経の働きにも関与している、生命を維持する上で大切な栄養素です。
(*玉ねぎの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ペコロスの旬・収穫時期や産地は?
ペコロスはスーパーでは季節を問わず見かける玉ねぎですが、旬の時期があるのかが気になるところです。ここでは日本におけるペコロスの産地と、旬を含めた収穫時期について説明します。
ペコロスの主産地は愛知・北海道・大阪
日本におけるペコロスの主な生産地は愛知県と北海道、大阪府となっています。かつてはペコロスといえば愛知県産が主流でしたが、近年では玉ねぎの収穫高が日本一の北海道での生産量も増えました。なお、国内ではオーストラリアやニュージーランドなど海外から輸入されたペコロスも流通しています。
ペコロスの旬・収穫時期は4月〜6月ごろ
ペコロスは保存性が高い品種なので、1年中市場に流通していますが、産地によって旬や収穫時期は異なります。愛知県産のペコロスの収穫時期は4月から6月となっており、旬の時期も同じです。一方、北海道産のペコロスは秋から冬にかけて出荷されるのが特徴です。
ペコロスの美味しい食べ方は?皮はどうする?
ペコロスは一般的な玉ねぎより糖度は高いですが、美味しく食べるには正しい皮の剥き方で適した料理に用いるのがおすすめです。ここではペコロスの皮の剥き方とともに、おすすめの料理を紹介します。
ペコロスの皮の剥き方
ペコロスの皮の剥き方の手順は、以下の通りです。
①ペコロスの上下をそれぞれ1cmずつカットする
②ボウルに水を入れ①を5分ほど浸す
③ペコロスを水からあげ、皮に包丁で切り込みを入れてから剥く
小さなサイズのペコロスは上下をカットしても、普通の玉ねぎのように皮は剥けません。水に浸して皮を柔らかくするのがポイントです。しかし水にさらし続けると栄養成分が逃げてしまうので、5分で水からあげることは徹底しましょう。
ペコロスに合う調理法・料理
ペコロスを調理するなら、以下のように糖度を生かせる料理に用いることをおすすめします。
・煮込み
・グリル
・ピクルス
ペコロスは生のまま食べても甘味を感じますが、加熱すると旨味がアップします。他の野菜とともに、丸ごと煮込んだりグリルしたりする料理におすすめです。また見た目のかわいらしさを生かせるピクルスにすると、保存期間も延ばせます。
ペコロスの人気料理レシピを紹介!
ペコロスは汁物にそのまま入れて使っている人が多いようですが、見た目も甘味も楽しめる調理方法がいくつもあります。ここでは、ペコロスを使った人気レシピを3つ紹介します。