アラモードの意味とは?2つある?パフェ・サンデーとの違いも比較して紹介!

アラモードの意味を知っていますか?お菓子のイメージがありますね。今回は、アラモードの意味2つを語源とともに紹介します。アラモードの代表「プリンアラモード」についてや、パフェ・サンデーとの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. アラモードとは?どんな意味?
  2. アラモードには2つの意味がある
  3. アラモードが「クリームを乗せたお菓子」の意味になった経緯は?
  4. アラモードの名前の語源に秘密がある
  5. ちなみにアラモードの代表「プリンアラモード」は日本発祥
  6. プリン以外のアラモードは他にある?
  7. アラモードとパフェ・サンデーの違いは?
  8. パフェとは
  9. サンデーとは
  10. アラモードの意味は2つあった

アラモードとは?どんな意味?

アラモードと聞くと、プリンアラモードを連想する人は多いことでしょう。しかし、アラモードにはそれ以外の意味もあるようです。ここでは、アラモードの正しい意味について説明します。

アラモードには2つの意味がある

アラモードには、以下の2つの意味があります。

・流行の、洗練されたもの
・洋菓子などにアイスクリーム・生クリーム・果物などを添えたもの


前者は測定・サイズ・方法を意味するラテン語「modus」が語源となったフランス語の「à la mode」をカタカナ表記したものです。一方の後者はお菓子を指す言葉となっており、様々な甘味を組み合わせたデザートを意味する言葉となっています。中でも「クリームを乗せたお菓子」を指し示すケースが多いようです。

アラモードが「クリームを乗せたお菓子」の意味になった経緯は?

アラモードの本来の意味は「流行の」「洗練されたもの」だったにもかかわらず、なぜ「クリームを乗せたお菓子」を意味する言葉になったのでしょうか。ここでは、アラモードの意味が変化していった経緯を紹介します。

アラモードの名前の語源に秘密がある

アラモードがフランス語で流行あるいは洗練されたものを意味する言葉として使われるようになったのは、17世紀からといわれています。1965年に発刊された「フランスの料理人」の中で、ルネサンス以降に登場した新しい料理を意味する言葉として使われるようになりました。

「クリームを乗せたお菓子」をアラモードと表現したのは、最新のお菓子あるいは流行のお菓子といった意味合いを持たせるためであったと言われています。

ちなみにアラモードの代表「プリンアラモード」は日本発祥

日本におけるアラモードの代表といえばプリンアラモードですが、これは神奈川県にあるホテルニューグランドで発祥したデザートです。プリンにフルーツや生クリームをトッピングした洗練されたデザートは、日本のパティシエが考案したものなので、海外で「プリンアラモード」と言っても伝わらないことに注意しましょう。

プリン以外のアラモードは他にある?

出典:https://withonline.jp/lifestyle/Fxjtf?page=2

プリンアラモード以外にも、以下のようなアラモードがあります。

・アップルパイアラモード
・コーヒーゼリーアラモード
・パイアラモード


お菓子にアイスクリームや生クリームをトッピングしたものは、すべでアラモードに分類されます。アップルパイにバニラアイスクリームをのせて食べる人は多いですが、それもまさにアラモードなのです。自宅でもお菓子にクリームを添えれば、アラモードとしてふるまえます。

アラモードとパフェ・サンデーの違いは?

アラモードと同じようにアイスクリームや生クリームが添えられるお菓子に、パフェとサンデーがあります。この2つはプリンアラモードのように、ガラスの器で提供されることも多いです。ここではアラモードとパフェ、サンデーの違いを説明します。

パフェとは

パフェとはフランス発祥のお菓子で、背の高いガラスの器にアイスクリームを入れ、冷やしたフルーツを添えて提供されるものです。近年はその上に甘いソースをかけたり、コーンフレークを入れたりするなどアレンジしたものが増えています。アラモードはお菓子にアイスクリームを添えるものなので、主体が違います。

(*パフェの名前の由来などについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

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