プディングとは?プリンとの違いは?名前の意味・語源や発祥の歴史も紹介!

プディングとは何か知っていますか?プリンとの違いはあるのでしょうか?今回は、<発祥・語源・意味・種類>などプディングの特徴やプディングとプリンとの違いを紹介します。プディングの種類も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. プディングとは?
  2. プディングは牛乳・卵・砂糖を使う蒸し料理
  3. プディングの意味・由来
  4. プディングの発祥の国はイギリス
  5. プディングとプリンとの違いは?
  6. プリンはプディングの一種
  7. プリンの正式名称はカスタードプディング
  8. プディングには他に種類がある?
  9. ①ライスプディング
  10. ②ヨークシャープディング
  11. ③クリスマスプディング
  12. ④サマープディング
  13. プディングとプリンの違いは大きかった

プディングとは?

プリンと似たような名前のプディングと呼ばれる料理がありますが、これはどのような料理なのでしょうか。ここではプディングを作る時に使う材料やプディングの言葉の意味のほか、発祥の国について紹介します。

プディングは牛乳・卵・砂糖を使う蒸し料理

プディングとは牛乳や卵、砂糖などを使った生地を蒸して固めた料理の総称で、デジタル大辞泉には以下のように定義されています。

牛乳・鶏卵・砂糖を主材料とし、香料を加えて型に入れ、蒸し焼きにした菓子。

プディングには様々な種類があり、お菓子系のプディングだけでなく食事系の蒸し料理もあります。食事系のプディングは牛肉や豚肉、野菜を使い、お菓子系のものは牛乳や鶏卵、砂糖に香料を加えた生地を型に流し入れて加熱して作るのが特徴です。また、プディングは蒸すだけでなく煮たり焼いたりして作られることもあります。

プディングはそのまま食べるほか、ローストビーフなどの料理の付け合わせとして提供されることもあります。

プディングの意味・由来

英語でpuddingと表記するプディングの言葉の由来には諸説あります。そのなかでも、ラテン語でソーセージやずんぐりした人を意味するboutullusと、古英語でいぼを現すpuducやpudocが由来である説が有力です。どちらが本当の由来でなぜ蒸し料理をプディングと呼ぶようになったのか、正確なことは明らかになっていません。

プディングの発祥の国はイギリス

プディングの発祥の国はイギリスで、かつてイギリスの船乗りが船上に蓄えていた食材を使って作られたのがはじまりです。当時のプディングは、船乗りが余った野菜や肉、パンの切れ端などを卵に混ぜて蒸して作られていました。

5世紀頃になると、牛乳や卵を使ったプディングが考案されました。その後、肉を多く使った食事系のものや砂糖やナッツを加えたお菓子系のものまで様々な種類のプディングが作られるようになったと言われています。

プディングとプリンとの違いは?

プディングとよく似た名前にプリンと呼ばれる料理もあります。日本ではお菓子のプリンのほうが馴染みがありますが、プディングとプリンの2つの言葉には何か違いはあるのでしょうか。ここでは、プディングとお菓子のプリンの関係性について説明します。

プリンはプディングの一種

日本でよく食べられているお菓子のプリンとプディングは全くの別物ではなく、プリンはプディングの料理に属するものです。プリンは牛乳や卵、カスタードを使った生地をプリン型に流し入れて蒸して作り、カラメルソースをかけて仕上げるデザートの一種です。

プリンの正式名称はカスタードプディング

プリンの正式な名称はカスタードプディングで、プリンの名前は日本だけで通じる和製英語です。そのため、海外でカスタードプディングをプリンと呼んでも通じない場合があります。

カスタードプディングは江戸時代の後期から明治時代の初期ころに日本にもたらされました。その当時の日本人はプディングの発音を正しく聞き取れなかったため、プリンと呼ぶようになったと言われています。日本では昔から現在までプリンはお菓子のプリンのことを指し、卵液を蒸して作る卵豆腐や茶碗蒸しなどのお菓子以外の料理をプリンと呼ぶことはありません。

プディングには他に種類がある?

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