生クリームが分離する原因は?戻すのは可能?対処法やリメイクレシピも紹介!

生クリームが分離したという経験はありませんか?戻す・復活させることはできるのでしょうか?今回は、生クリームが分離する原因・理由や分離してしまった時の対処法を紹介します。分離した生クリームのリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 生クリームが分離した…元に戻る?
  2. 分離した生クリームを戻すことはできる?復活術は?
  3. 生クリームが分離しきったら戻すことはできない
  4. 生クリームが元に戻る状態と戻し方
  5. 生クリームをバターに活用する手もある
  6. 生クリームが分離するのはなぜ?原因・理由と対処法は?
  7. ①生クリーム自体の温度や室温が高い
  8. ②泡立て方が強い
  9. ③水分を混ぜた・混ざってしまった
  10. 生クリームが分離しにくくなるコツは?
  11. 生クリームにレモン汁を加えて泡立てる
  12. 生クリームが分離したときのリメイクレシピを紹介!
  13. ①ココアパウンドケーキ
  14. ②ヨーグルトクリーム
  15. ③ココアケーキ
  16. 生クリームの分離には気をつけよう

生クリームが分離した…元に戻る?

ケーキなどの焼き菓子やアイスクリームなど、お菓子作りでは避けて通れない生クリーム作りにおいて、よくある失敗が生クリームの分離です。ここでは生クリームをホイップする際の注意点や分離した場合の対処法、リメイクレシピなどを紹介します。

分離した生クリームを戻すことはできる?復活術は?

分離してしまった生クリームは復活させることができるのでしょうか。ここでは生クリームを元に戻せる場合や、分離してしまった場合の活用方法について紹介します。

生クリームが分離しきったら戻すことはできない

生クリームは泡立て器などで混ぜることで、生クリーム中の脂肪球が空気を抱き込み、ふんわりとしたきめ細かい泡のホイップを作ることができます。しかし、混ぜすぎると脂肪球の膜が過剰に破壊され、中に含んだ空気を外に出して脂肪の塊となり、結果として分離した状態になります。そのため、一度分離しきってしまった生クリームは元に戻すことはできません。

生クリームが元に戻る状態と戻し方

完全に分離したヨーグルトは元に戻すことができませんが、分離して間もない状態であればヨーグルトの脂肪分を加えることで滑らかな泡の状態へ戻すことができます。分離したヨーグルトを元に戻す方法は以下の通りです。

【手順】
・生クリームにヨーグルトを加える
・氷水で冷やしながらヘラで混ぜる
・つやが出てまろやかになったら完成


ヨーグルトの分量は生クリーム200mlに対して大さじ1〜2程度を目安に加えてください。温度が高いと分離しやすくなるため、混ぜる際は氷水で冷やしながら混ぜることで失敗のリスクを減らせます。

生クリームをバターに活用する手もある

上述の通り、分離した生クリームを元に戻すことはできませんが、黄色い塊と水分に分離するまでそのまま撹拌を続けることでバターにリメイクすることが可能です。分離した水分を捨ててヘラで練り、水洗いした後さらにヘラで練り続けることで柔らかめのバターが出来上がります。ただし、手作り品は日持ちしないため早めに食べ切りましょう。

※バターの作り方に関しては上記の動画を参照してみてください。

生クリームが分離するのはなぜ?原因・理由と対処法は?

慎重に取り扱っているつもりでもうっかり分離してしまいがちな生クリームですが、その原因や理由は何でしょうか。ここでは生クリームが分離する原因とその対処法について紹介します。

①生クリーム自体の温度や室温が高い

生クリームを泡立てる際に重要となるのが温度管理です。生クリームをホイップする際に最適な温度は7〜8℃と言われており、これ以上温度が高い状態では脂肪分がゆるくなり、脂肪球が過剰に傷つきやすくなってしまいます。

生クリームは温度による影響を受けやすいため、失敗なく泡立てるを使う時は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。また、混ぜる際はボウルを氷水などで冷やしながら作業することで分離を防ぐことができます。

②泡立て方が強い

お菓子によってホイップの度合いは様々ですが、いずれの場合も強く混ぜすぎないことが重要です。泡立てが強いと生クリームに含まれる脂肪分の膜が破壊されて分離し、復活させることができなくなってしまいます。泡立て器は手首のスナップを効かせて前後にすばやく動かし、しっかり空気を含ませることがポイントです。

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