古米が臭い・古米臭がする原因は?消す方法ある?美味しく炊く方法も紹介!
古米が臭いと感じたことはありませんか?対処法はあるのでしょうか?今回は、古米の臭いを消す方法や美味しく炊く方法に加え、どんな臭いがするのか、臭い原因は何かを紹介します。古米の臭いが気にならない料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
古米に酢を入れて炊く方法もあり、こちらは夏場におすすめです。
・入れる量:古米3合に対して2滴程度
・入れるタイミング:古米を炊くときに一緒に入れる
古米に酢を数滴入れるだけで美味しく炊けるのを考えれば、かなり手軽で簡単な方法と言えるでしょう。酢には殺菌作用があるため、ご飯が傷みにくくなる効果もあるので食品の傷みやすい夏場にはぜひ試してみましょう。また、酢にはアミラーゼと呼ばれる酵素も含まれているため、米に含まれるブドウ糖を分解して甘みのあるごはんに炊きあがります。
④はちみつを入れてから炊く
米にはちみつという組み合わせは意外に感じられますが、酢と同じくアミラーゼが作用して美味しく炊き上がります。
・入れる量:古米3合に対して大さじ1
・入れるタイミング:古米を炊くときに一緒に入れる
アミラーゼは米のでんぷんをブドウ糖に分解するため、古米の甘みが増して臭みもなくなります。ごはんもふっくらと炊き上がるため、より美味しくご飯を食べられます。ただし、炊き上がったときに全体的に少しだけ黄色っぽくなることもあり、炊飯器の火力によっては焦げやすくなることがあるので注意しましょう。
⑤重曹を入れてから炊く
古米を炊くときに重曹を入れても美味しく炊き上がり、臭いもなくなります。
・入れる量:古米3合に対して大さじ1/3~1/2
・入れるタイミング:古米を炊くときに一緒に入れる
重曹は臭いを取る働きがあり、生ごみの臭いを取るときにも使われます。ただし、米に入れる重曹は、食用の重曹を使用してください。また、重曹は膨張効果があるため古米をもっちりとした食感に炊き上げてくれます。炊き上がったときに若干黄色っぽくなるため、気になる人は他の方法で炊くことをおすすめします。
古米の臭いが気にならない料理レシピを紹介!
古米でも臭いが気にならない料理のレシピを紹介していきます。新米はあるけれど、古米が少しだけ残っている場合などは、匂いが気にならないレシピを使って古米を美味しく食べきりましょう。
①ちらし寿司
水分をよく吸う古米であれば、酢飯にするのがおすすめです。こちらは酢の臭いで臭いも気にならず、見た目も華やかで喜ばれるレシピです。こちらでは海鮮ちらし寿司を紹介しますが、市販のちらし寿司の素を使って作っても問題ありません。
②いなり寿司
こちらも寿司の種類には入りますが、いなり寿司ならお弁当にも入れられ消費もしやすい一品です。こちらのいなり寿司は見た目も華やかで、子供に喜ばれる一品となります。ひな祭りにちらし寿司ではなくいなり寿司にしたい場合にも、活用してみてください。
③炊き込みごはん
こちらは炊き込みごはんにすることで、古米の臭いを消しています。炊き込みごはんの具材は特に決まりはないですが、臭いを消すため生姜を入れるようにしましょう。新米に切り替わる季節は、鮭やきのこが旬になる季節でもあるため、様々な具材で楽しんでみてください。