古米が臭い・古米臭がする原因は?消す方法ある?美味しく炊く方法も紹介!
古米が臭いと感じたことはありませんか?対処法はあるのでしょうか?今回は、古米の臭いを消す方法や美味しく炊く方法に加え、どんな臭いがするのか、臭い原因は何かを紹介します。古米の臭いが気にならない料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
古米が臭い…。対処法ある?
米は古くなってくると独特の臭いを発生させ、場合によっては炊いたごはんの臭いが気になることもあります。ここでは古米の匂いの原因と、その対処法について紹介していきます。原因と対処法を知っておくことで節約として古米を使うこともできるので、ぜひ参考にしてください。
古米臭はどんな臭い?臭い原因は?
腐っているわけでもないのに、なぜ米は古くなると臭いを発生させるのでしょうか。一見すれば食べられそうではあるため、捨ててしまうのももったいないような気もします。まずは古米が臭くなった時の臭いと、その原因について紹介していきます。
古米臭は古びた糠のような臭い
米は古くなると古びた糠のような臭いを発するようになり、水分が抜けているため炊き上がったごはんも新米に比べると粘り気がなく光沢もなくなってくるのが特徴です。古米の定義は収穫から1年以上経過した米のことを指し、さらに古くなったものは古々米、古々々米と呼ばれるようになります。
また、米は11月が新米の旬を迎え、そこから次の年の10月までを新米と呼び、10月を過ぎると古米と呼ばれます。
(*古米について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
古米が臭い・古米臭がする原因
古米が古びた糠の臭いを発生させる原因は、古米についている糠の部分や、古米の表面についた脂肪分が酸化するためです。腐敗臭ではないため、特別臭いというわけではありませんが、新米に比べると気になることもあります。
しかし古米は新米に比べて水分が抜けており、ごはんとして炊いたときに水分を含んで膨らみやすかったり、酢飯にする時にはしっかり酢を含んだりする性質です。そのため、東南アジアなどの途上国では新米よりも古米の方が重宝されることもあるほか、日本では寿司屋が古米を新米にブレンドして使うこともあります。
古米の臭いを消す方法・美味しく炊く方法は?
古米の臭いの原因は分かりましたが、古米の臭いを消して美味しく炊く方法は何かないでしょうか。糠や米の表面の油分が酸化しただけで、腐っているわけではありません。手を加えることで古米を美味しく食べられるので、参考にしてください。
①精米し直す
古米の臭いを消す方法はもう一度精米しなおして、古米の酸化した糠や米の油分を落とす方法です。こうすることで、古米の独特の糠の臭いが軽減できるため、大量に古米がある場合には試してみましょう。ただし、何度も精米すると米が削れて米の栄養がなくなることでもあるため、複数回に分けて精米するのがおすすめです。
②みりんを入れてから炊く
古米にみりんを入れることでも古米の臭いが消せるので、おすすめです。
・入れる量:古米3合に対して大さじ1~2
・入れるタイミング:古米炊くときに一緒に入れる
みりんにはアルコールが含まれており、ごはんを炊いているときに揮発して古米の臭いも一緒に取り去ってくれます。さらにみりんの糖質が古米の表面をコーティングするため、新米のようなツヤが出てうまみも得られるので試してみてください。