小麦粉に虫がいる?どこから湧くの?対策の仕方や食べてしまった時の対処法も紹介!

小麦粉に虫がいたことはありませんか?気付かないうちに繁殖していることがあります。今回は、小麦粉につく害虫の種類や、どこから湧くのかを対策・駆除の仕方とともに紹介します。虫がついた小麦粉を食べたらどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 小麦粉の中に茶色い虫がいる…?見分け方は?
  2. 小麦粉につく害虫の種類は?
  3. ①シバンムシ
  4. ②ダニ
  5. 小麦粉の虫はどこから湧くの?元から入ってた?
  6. 小麦粉の袋の穴・隙間から侵入した可能性が高い
  7. 小麦粉につく害虫対策は?沸いたら駆除できる?
  8. 密閉した容器に入れて冷蔵庫に保存するのがおすすめ
  9. 虫がついた小麦粉は捨てた方が良い
  10. 虫がついた小麦粉を食べてしまったらどうなる?対処法は?
  11. 虫がついた小麦粉を食べたらアレルギーを発症する恐れも
  12. 長く保存した小麦粉に虫がいるか注意

小麦粉に虫が繁殖しないようにするには、どのように対策したらよいのでしょうか。ここでは、小麦粉の害虫対策や、虫が湧いた時に駆除できるかどうかについて解説します。

密閉した容器に入れて冷蔵庫に保存するのがおすすめ

小麦粉に虫が湧かないようにするには、密閉した容器に入れて冷蔵庫に保存する方法がおすすめです。この際に使用する容器は、容器との隙間ができないようにしっかりと蓋が締まるものを選んでください。また、シバンムシは寒い環境に弱いため、小麦粉を冷蔵保存すれば侵入を防ぐことができます。

小麦粉を保存している場所に食材などがこぼれているとシバンムシが寄りやすくなるので、保存する場所をこまめに掃除することも重要です。

また、ヒバ油はシバンムシの発生の予防に効果があると言われています。ヒバ油を精製水またはエタノールで薄めたものをスプレーボトルに入れて、小麦粉を保存している場所の周りに吹きかけると、シバンムシが小麦粉に寄り付きにくくなります。

(*小麦粉の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

小麦粉の保存方法や期間は?冷蔵庫・冷凍・常温で最適はどれ?場所や容器のおすすめも解説!

虫がついた小麦粉は捨てた方が良い

虫が小麦粉についてしまった場合は、駆除は難しいため捨てた方がよいでしょう。シバンムシが湧いた小麦粉をそのままにしておくと、小麦粉から家中に増殖する恐れがあります。また、小麦粉の虫を取り除けたとしても卵が残っている場合もあるため、小麦粉ごと捨てた方が安心です。

また、小麦粉を長期保存するほど虫が湧きやすくなるため、開封したものは1か月を目安に早めに使い切ってください。それ以上保存したものは、廃棄したほうがよいでしょう。小麦粉の使用頻度が少ない人は、内容量が少ないものを購入するのがおすすめです。

虫がついた小麦粉を食べてしまったらどうなる?対処法は?

虫が湧いたことに気づかずに、小麦粉を料理に使ってしまったケースもあります。虫がついた小麦粉を誤って食べた場合、体にどのような影響があるのでしょうか。虫がついた小麦粉を食べてしまった時の症状や対処法を紹介します。

虫がついた小麦粉を食べたらアレルギーを発症する恐れも

虫がついた小麦粉を食べた場合に必ず具合が悪くなるわけではありませんが、人によっては以下のような症状が現れることがあります。

・腹痛や下痢になる
・アレルギー症状が起きる
・喘息の症状が起きる
・アナフィラキシーショックを起こす


シバンムシ自体には毒性はありませんが、口にすることで腹痛やアレルギー症状を引き起こすことがあります。代表的なアレルギー症状には目や肌のかゆみ、蕁麻疹などが挙げられ、人によって発症する症状は異なります。シバンムシの体の表面に付着しているカビの胞子も、アレルギーの原因になるため注意が必要です。

危険なのは、ダニがついた小麦粉を食べたことでアレルギー症状を引き起こした場合です。ダニだけでなくフンや死骸を食べた場合も、腹痛や下痢、喘息のほか呼吸困難や意識障害などのアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。重症になると血圧や意識レベルが低下し、最悪の場合死亡する恐れもあるため、不調を感じたら病院を受診してください。

長く保存した小麦粉に虫がいるか注意

小麦粉は料理によく使う頻度の多い食材ですが、保存状態や保存期間によってはシバンムシやダニなどが繁殖しやすくなります。小麦粉がついた虫を誤って口にするとアレルギー症状が出る可能性もあるため、注意が必要です。長く保存した小麦粉を使う場合は、虫がいないかよく確認しましょう。

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