小麦粉に虫がいる?どこから湧くの?対策の仕方や食べてしまった時の対処法も紹介!
小麦粉に虫がいたことはありませんか?気付かないうちに繁殖していることがあります。今回は、小麦粉につく害虫の種類や、どこから湧くのかを対策・駆除の仕方とともに紹介します。虫がついた小麦粉を食べたらどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
小麦粉の中に茶色い虫がいる…?見分け方は?
使う頻度が少ない小麦粉やパン粉を久しぶりに使おうとした時に、中に粉虫が発生していることがあります。小麦粉につく虫は茶色や白い色をしており、生きているものは動いているので、色や動きで小麦粉と見分けることが可能です。今回は、小麦粉につく害虫の正体や対策方法などを紹介します。
小麦粉につく害虫の種類は?
小麦粉に発生する害虫は、どのような種類の害虫なのでしょうか。この項では、小麦粉につくことの多い害虫や、小麦粉と虫の見分け方について解説します。
①シバンムシ
小麦粉などにつく代表的な虫が、シバンムシと呼ばれる甲虫の一種です。体長は2~3mmほどで茶色い色をしており、小さなカナブンのような見た目が特徴です。シバンムシには数多くの種類がありますが、そのなかでも食品につく害虫となるのは主にタバコシバンムシだと言われています。
タバコシバンムシの発生時期は5~10月ですが、冬でも温かい室内ならば繁殖する可能性が高く、知らないうちに大量発生していることもあります。
シバンムシは、小麦粉やホットケーキミックスなどの粉物だけでなく、乾麺、香辛料、ペットフードやドライフラワー、畳なども餌として発生するのが特徴です。茶色い色をしているうえに生きているものは動くため、白い小麦粉の粉の中では見つけやすいでしょう。小麦粉のなかでシバンムシを見つけたら、他の食品にも発生している可能が高いです。
②ダニ
様々な種類のダニのなかでも、小麦粉などに繁殖するのはコナヒョウダニと呼ばれるダニがほとんどです。コナヒョウダニは体長0.5mmほどの大きさで、小麦粉のほかにホットケーキミックスなどの粉類やドライフルーツ、味噌、チョコレートなどにも湧きます。
このダニは白色をしており大きさも小さいため、シバンムシよりも小麦粉から見つけ出すのが難しいでしょう。小麦粉を黒い色の皿に少量を取り出して広げると、ダニを見分けやすくなります。また、繁殖して数が増えると、ダニの動きで見つけることも可能です。
(*小麦粉のダニについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
小麦粉の虫はどこから湧くの?元から入ってた?
小麦粉の虫がどこから湧くのか、または元から入っていたのか、疑問に思う人も多いでしょう。ここでは、シバンムシやダニなどの虫がどこから小麦粉に侵入するのかを解説します。
小麦粉の袋の穴・隙間から侵入した可能性が高い
小麦粉で虫が湧くのは、虫が小麦粉の袋の穴や隙間から侵入した可能性が高いです。小麦粉を使用した後に輪ゴムやクリップなどを使って留めて保存すると、袋の隙間から虫が入りやすくなります。ダニの場合は、ベッドやカーペットに潜んでいたダニが、小麦粉へ移動して侵入することがあります。
また、開封後だけでなく未開封の小麦粉にも虫が発生することがあるため、注意が必要です。小麦粉につく虫は紙袋やビニール袋を食い破って侵入できるため、保管状況に問題はなくても売られている段階で既に入り込んでいる場合もあります。