小麦粉のダニの見分け方は?未開封でもいるの?正しい対策・保存法を解説!

小麦粉のダニの危険性について知っていますか?どこから湧くのでしょうか?今回は、小麦粉にいるダニの種類や、食べた時の症状に加えて、入っているのかの見分け方も【写真】で紹介します。小麦粉のダニの予防・対策方法や、賞味期限の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 小麦粉にダニがいる?どこから湧くの?
  2. 小麦粉にいるダニの種類とは?
  3. ①コナヒョウヒダニ
  4. ②ケナガコナダニ
  5. ダニのいる小麦粉は食べれる?加熱したらOK?
  6. ダニのいる小麦粉を食べたらアレルギーを引き起こす可能性がある
  7. ダニのいる小麦粉は加熱しても食べるのは避けた方が良い
  8. 小麦粉にいるダニの見分け方は?見える?【写真】
  9. 黒い食器を使って見分ける
  10. 常温で1ヶ月以上保存した場合は捨てた方が良い
  11. 未開封でも小麦粉にダニがいる場合があるので要注意
  12. 小麦粉のダニの予防・対策方法は?
  13. ①常温保存する際の対策
  14. ②冷蔵庫・冷凍で保存する際の対策
  15. 小麦粉は食用以外で活用できる?
  16. ①コンロ周りの油掃除
  17. ②使用済み油の凝固剤
  18. ③小麦粘土
  19. 小麦粉のダニには要注意

小麦粉にダニがいる?どこから湧くの?

料理を作る際に欠かせない小麦粉ですが、賞味期限内にすべてを使いきるのが難しいものでもあります。しかし、保存している間にダニが出るといった話もあるようです。ここでは、小麦粉にはダニがいるのか、どこから湧くのかについて詳述します。

小麦粉にいるダニの種類とは?

日本には1000種類以上のダニが生息していますが、小麦粉にいるものは限られています。つまり、ダニが好む環境が整えば、小麦にダニが湧く可能性は十分にあるのです。ここでは、小麦粉にいる代表的なダニを2つ紹介します。

①コナヒョウヒダニ

出典:http://www.sankyoremake.com/dani_control_s.html

小麦粉内だけでなく、屋内で見られることが最も多いのがコナヒョウヒダニです。コナヒョウヒダニは人を噛むことがないチリダニに分類されますが、ハウスダストの一種です。

②ケナガコナダニ

出典:http://www.sankyoremake.com/dani_control_s.html

ケナガコナダニも屋内に生息するダニですが、特に食品を好みます。そのため小麦粉だけでなく、お好み焼き粉やパン粉、砂糖、チョコレートなどにつくことも珍しくありません。背中に細くて長い毛が生えているので、見つけやすいダニともいえます。

ダニのいる小麦粉は食べれる?加熱したらOK?

小麦粉にダニが入り込んでしまった場合、中で繁殖することが少なくありません。その際にダニだけを取り除いて、残った小麦粉を使おうと考える人もいることでしょう。ここでは、ダニのいる小麦粉は食べられるのか、加熱したら問題はないのかについて説明します。

ダニのいる小麦粉を食べたらアレルギーを引き起こす可能性がある

ダニが入り込んだ小麦粉を誤って食べると、アレルギーを引き起こす可能性があるので注意が必要です。過去に小麦粉に混入したダニを食べたことで、アナフィラキシーを発生した報告が多数上がっています。

特にダニアレルギーやアトピー性皮膚炎の持病がある人は、そのリスクが高いです。アナフィラキシーにより蕁麻疹(じんましん)や嘔吐が起こることもあり、重篤な場合は命に関わります。

ダニのいる小麦粉は加熱しても食べるのは避けた方が良い

ダニがいた小麦粉は、加熱しても食べるのは避けることをおすすめします。ダニによるアナフィラキシーは虫本体だけでなく、その死骸やフンを誤食したことでも発症するリスクがあるからです。

アナフィラキシーショックによる呼吸困難や意識障害が起こってからでは遅いので、食べないようにしましょう。

小麦粉にいるダニの見分け方は?見える?【写真】

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