黒鯛(チヌ)の美味しい食べ方|臭みを消すには?レシピのおすすめも紹介!
【料理ブロガー監修】黒鯛(チヌ)の美味しい食べ方を知っていますか?今回は、美味しい黒鯛の旬の時期・特徴や、〈生刺身・焼き調理・白子〉など美味しい食べ方のおすすめを紹介します。黒鯛の料理レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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黒鯛(チヌ)を美味しく食べたい!
黒鯛は地域によってはチヌと呼ぶことのある魚です。磯のような浅い海域でも釣ることができ、40センチを超える大きさの黒鯛は非常に引きが強く、多くの釣り人から根強い人気があります。ここからは、黒鯛の旬や鮮度の良さを見分ける特徴、刺身をはじめとする黒鯛の美味しい食べ方について紹介します。
美味しい黒鯛の時期・特徴は?
黒鯛は年間を通して市場に流通しているので見かける機会も多いですが、美味しく食べられる旬の時期があります。ここでは黒鯛を美味しく食べられる旬の時期と、鮮度の良い黒鯛の特徴・選び方について紹介します。
黒鯛の旬の時期
黒鯛の旬は秋から春にかける時期で、春より少し前の寒い3月の初旬あたりが最も美味しくなります。この頃になると黒鯛は産卵期を迎え、エサをたくさん食べるようになり、身がふくらみたっぷり脂がのる為です。黒鯛は年中食べる機会がありますが、脂がのった旬の時期に刺身や煮付け、塩焼きにすると美味しさの違いをしっかり感じられます。
美味しい黒鯛の特徴・選び方
鮮度の良い黒鯛を見分ける具体的な特徴は、以下の通りです。
・目が澄んでいる
・身に弾力を感じられる
・エラが鮮やかな赤色をしている
黒鯛は死後、身が柔らかくなるのが早い傾向にあります。可能であれば、腹に軽く指で触れてみて弾力を感じられるか確認してみましょう。また、エラ蓋を開いてみて、中にあるエラがきれいな赤い色をしていれば新鮮です。なお、これらの選び方は黒鯛に限らず、色々な魚の良い見分け方と共通しています。
黒鯛の美味しい食べ方|生刺身
黒鯛の刺身は、歯ごたえのある食感と甘みを感じられる味わいが特徴です。産卵期を迎えた旬の黒鯛はエサをたくさん食べるので、脂ののった美味しい刺身を味わうことができます。
黒鯛の生刺身の臭みを無くすコツ
黒鯛は浅い海域に生息するので環境によって磯の臭みがあったり、食べるエサの内容で皮にクセを感じる場合も少なくありません。臭みを無くすコツは、釣り上げたその場でエラと内臓を取り除くことです。
また、市販されている黒鯛を購入するときは鮮度の良い黒鯛を選びましょう。釣り上げたときと同じく速やかにエラと内臓を取り除くと、黒鯛の臭みを抑えることができます。
(*黒鯛を刺身にする時のコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
黒鯛の美味しい食べ方|焼き・煮込み調理
黒鯛は刺身以外にも塩やバターで味付けして焼くのもおすすめです。他にもオリーブオイルとニンニクで黒鯛を下味を付け、白ワインなどで煮込むアクアパッツァというレシピもあります。