黒鯛は刺身がうまい!寝かせるのがコツ?さばき方や寄生虫など懸念点も解説!

黒鯛(クロダイ・チヌ)は刺身が美味しいと知っていますか?今回は黒鯛の刺身の味わいや湯引き・炙るのはうまいのかに加え、刺身用のさばき方・切り方を紹介します。黒鯛の刺身の旨味を上げる寝かせ方や〈臭み・寄生虫・食中毒〉など懸念点と対処法もあるので参考にしてください。

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目次

  1. 黒鯛(チヌ)は刺身が一番?美味しい?
  2. 黒鯛の刺身の味わい
  3. 黒鯛の刺身を食べた人のTwitterでの感想
  4. 黒鯛の湯引き・炙りにするのは?
  5. 黒鯛の刺身用のさばき方・切り方は?
  6. 黒鯛の刺身の旨味を上げるコツは?
  7. 黒鯛の刺身を寝かせるのがおすすめ
  8. 黒鯛の刺身を食べる際の懸念点と対処法
  9. ①黒鯛の臭み
  10. ②黒鯛の寄生虫・食中毒
  11. 黒鯛の刺身を使ったアレンジレシピ
  12. ①黒鯛のアクアパッツァ
  13. ②黒鯛のムニエル
  14. 黒鯛は刺身で美味しく食べよう!

黒鯛(チヌ)は刺身が一番?美味しい?

黒鯛はチヌとも呼ばれる魚で、秋から春にかけて鮮度の良い旬の時期を迎えます。なお、1匹あたりの値段は550円ほどで手頃です。また、生息場所の磯の匂いや食べたエサによって臭みを感じることはありますが、エラと内臓を取り除くことで臭みを解消することができます。ここでは黒鯛の刺身についての味わいや、湯引き・炙りにする調理法について紹介します。

黒鯛の刺身の味わい

春になると黒鯛は産卵期を迎えエサをたくさん食べるので、鮮度の良い脂がのった刺身を味わうことができます。しかし、黒鯛の皮に臭みを感じる場合もあり、人によってはクセがあると感じる場合もあります。

(*黒鯛(チヌ)の味わいについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

クロダイ(チヌ)の味はまずい?臭みがある?美味しい食べ方・レシピのおすすめを紹介!

黒鯛の刺身を食べた人のTwitterでの感想

大きめの黒鯛は刺身にして食べる方が好まれるようです。また、刺身の他にお茶漬けの具や、しゃぶしゃぶから煮つけにしたりと色々調理してもクセがなく、美味しく食べられます。以下は実際に黒鯛を釣り上げ、刺身にして食べた人のツイートです。

Twitterの口コミ

酔いどれ中~酒🍺

今日釣ったチヌ、刺身なんか、あんまり食わないんだけど、今日のはマジで甘くてコリコリで美味しかった。

長男と娘と一杯。
娘が好きそうなパインのストロング買って来て、ご機嫌伺い😓
とりあえず、ちょいとぎこちなかったけと普通に会話出来ました~🤣
雪解けは近いかな😚

Twitterの口コミ

今週の釣果
チヌ48cmと28cm
普通サイズが小さく見えるレベルの大型を連れて大満足
中型は近所の人に上げて
大型は刺身と鯛茶漬けと鯛しゃぶと粗の煮つけにして食ったけど美味かった
でかくないと刺身では食えないからねー

#釣り

黒鯛の湯引き・炙りにするのは?

黒鯛は刺身の他に2つの調理方法があります。1つは熱湯に軽く通して身を霜降り状にする湯霜と、皮のついた表面を炙って焼き目をつける焼霜です。これらの調理方法で食感を柔らかくしたり、脂肪や臭みを取り除くことができます。しかし、黒鯛は湯霜や焼霜で調理をしても皮に強い臭みを感じることが多いので、これらの方法はあまりおすすめできません。

黒鯛の刺身用のさばき方・切り方は?

黒鯛を刺身にする場合のさばき方・切り方は、以下の通りです。

①腹を上に向け、えらを開いた状態で包丁を入れてえら先を切る
②背びれから胸びれにかけて両面に包丁を入れ、頭を切り落とす
③腹と背から中骨に沿って包丁を入れ、関節を切って片身をはがす
④同じように背と腹から中骨に沿って包丁を入れ、関節を切って片身をはがす
⑤逆さ包丁を入れ、包丁をすき上げて腹骨をすく


基本的に黒鯛の捌き方は真鯛と同じです。血合いをしっかり洗い流すことで、きれいな三枚おろしができあがります。なお、えらと一緒に内臓を取り出すときに、内臓を潰してしまうと臭みが出るので注意しましょう。

黒鯛の刺身の旨味を上げるコツは?

旬に穫れた鮮度の良い黒鯛は刺身にすると、ふっくらとした身の柔らかさと甘みを感じることができます。ここでは、黒鯛の刺身の旨味を上げるコツについて紹介します。

黒鯛の刺身を寝かせるのがおすすめ

黒鯛は刺身にして冷蔵庫で1日ほど寝かせると旨味が増します。黒鯛の身に含まれる、旨味の成分であるアミノ酸をさらに増やすことができるからです。黒鯛を寝かせておくことで黒鯛本来の瑞々しさと、刺身ならではの新鮮さを味わうことができます。

また、黒鯛の刺身の旨味を上げるコツは切り方にもあります。魚の刺身における包丁の基本ですが、盛り上がっている切り身を奥に置くことが重要です。そうすることで身崩れせずに切ることができ、黒鯛の口触りが良くなります。

なお、厚みは食べやすい好みの大きさに合わせましょう。また、切り方についてもそぎ切りと平造りがありますが、こちらについても調理しやすい方法で構いません。

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