きゅうりの中が白い原因は?食べれる?腐っている場合の見分け方も紹介!
きゅうりの中・切り口が白いことはありませんでしたか?カビでしょうか?食べられるのでしょうか?今回は、きゅうりの中・切り口が白くなる原因と食べた時の味わいや、美味しく食べる方法を紹介します。きゅうりから白い液体がでる場合や、外側・皮に白い粉がついている場合も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- きゅうりの中・切り口が白い…腐ってる?
- きゅうりの切り口・中が白くなる原因は『水不足』
- きゅうりは全体の97%が水分
- 中が白いきゅうりは食べれる?味わいは?
- 中が白いきゅうりの味は苦い・渋いことが多い
- 中が白いきゅうりを美味しく食べる方法は?
- ①きゅうりに水分を戻す
- ②水分が抜けたきゅうりにあった料理を作る
- ただし「きゅうり」から白い液体が出たら要注意!
- 白い液体がでるきゅうりが柔らかい時は腐っている可能性が高い
- ちなみに「きゅうり」の皮・外側が白い場合は大丈夫?
- きゅうりの皮・外側につく白い粉は「ブルーム」で食べれる
- 瑞々しい新鮮なきゅうりの選び方は?
- きゅうりを瑞々しく保存する方法も知っておこう
- きゅうりは中が白い場合でも食べられる!
①きゅうりに水分を戻す
白くなったきゅうりは水分が戻ると美味しくなるので、以下の方法を試してみましょう。
【キッチンペーパーを使う方法】
①キッチンペーパーを水で濡らし、軽く絞る
②キッチンペーパーをきゅうりに巻き付ける
③きゅうりをビニール袋に入れて密閉する
④きゅうりを一晩冷蔵庫に保存して寝かせる
【塩水に浸ける方法】
①きゅうりを半分に切る
②切ったきゅうりを塩水に浸ける
上記のいずれかの方法を実践すると、きゅうりに水分が戻ります。また、きゅうりに苦味が出てしまった場合は塩もみをすること苦味を軽減させることもできます。しかし新鮮なきゅうりほどには瑞々しさが戻らないので、その点は覚えておきましょう。
②水分が抜けたきゅうりにあった料理を作る
水分が抜けたきゅうりでも、美味しく食べられる料理にするのも方法の1つです。
・漬物
・酢の物
・炒め物
・ホイル焼き
・カレー
・煮物
・きんぴら
白いきゅうりを生のまま調理したい時には、漬物や酢の物にすると苦味や渋味を感じにくくなります。またきゅうりは煮込みにするなど、加熱すると美味しく食べられます。白くなったきゅうりを自分好みの料理にして、食べてみましょう。
ただし「きゅうり」から白い液体が出たら要注意!
きゅうりの切り口や中身が白くなるだけでなく、ぬるぬるとした液体がついていることもあります。そうした状態でもきゅうりが食べられるのかが、気になるところです。ここでは、きゅうりから白い液体が出るケースについて説明します。
白い液体がでるきゅうりが柔らかい時は腐っている可能性が高い
きゅうりが腐ると以下のような特徴がみられます。
・カビが生えている
・黒く変色している
・異臭がある
・柔らかくなっている
・ぬめりを感じる
・白い液体が出ている
きゅうりから白い液体が出るだけでなく、カビが生えているあるいは柔らかくなっている場合は腐っている可能性が高いです。きゅうりから異臭がする場合は、見た目に変化がなくても腐っていると考えられます。上記のような状態のきゅうりは、食べずに処分する方が安心です。
(*きゅうりが腐るとどうなるのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
ちなみに「きゅうり」の皮・外側が白い場合は大丈夫?
きゅうりの外側が白くなっている場合、カビかもしれないと不安になることもあるでしょう。しかしきゅうりが白くなる理由は、カビが生えたからだとはいいきれません。ここでは、きゅうりの外側が白くなる理由を説明します。
きゅうりの皮・外側につく白い粉は「ブルーム」で食べれる
きゅうりの外側につく白い粉はブルームと呼ばれる物質で、他の野菜や果物の皮につくこともあります。ブルームは野菜や果物の実を病気から守る、あるいは水分の蒸発を防ぐ働きを担っているのです。
新鮮なきゅうりにブルームがつくのは珍しくありませんが、近年は農薬やカビと勘違いする人もいるといいます。ブルームがついているきゅうりは新鮮で美味しいうえ、体にも害はないので気にせず食べましょう。
瑞々しい新鮮なきゅうりの選び方は?
新年なきゅうりを見分ける方法は、以下の通りです。
・トゲが尖っている
・持った時に重みを感じる
・皮にハリがある
・太さが均一である
・皮の表面が濃い緑色である
・ブルームがついている
また購入後に自宅できゅうりを切った時に、ヘタを確認して黄緑色であれば新鮮です。きゅうりのヘタが柔らかくなったりしわがみられたりする際には、収穫から時間が経っていると考えられます。スーパーできゅうりを購入する際には、上記の条件を満たす新鮮なきゅうりを選んで早めに食べきりましょう。