きゅうりが腐る・傷むとどうなる?見分け方は?正しい保存方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】きゅうりが腐る・傷むとどなるか知っていますか?今回は、きゅうりが腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別に腐るまでの期間の目安を紹介します。新鮮なきゅうりの特徴や腐ったきゅうりを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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きゅうりが腐ってる?判断方法は?
きゅうりは、サラダやお漬物に欠かせない定番野菜です。ただし、きゅうりは基本日持ちのよくない野菜なので、しばらく放置しておくとすぐ傷んでしまいます。そんな時にきゅうりが腐るとどうなるか知っておけば、迷った時の判断に役立ちます。
きゅうりが腐るとどうなる?見分け方は?
きゅうりは全体の90%が水分でできているため傷みやすい野菜です。傷みが進むと、やがては腐ってしまいます。うっかり腐ったきゅうりを口に入れてしまわないように、腐ったきゅうりの変化を見た目・臭い・触感ごとに紹介するので、参考にしてみて下さい。
①見た目
きゅうりは傷んだり腐ったりすると見た目に変化が現れます。以下の様なきゅうりを食べるのはやめておきましょう。
・しなびた状態になる
・白濁の液体がつく
・白カビが生える
・ヘタの部分が茶色に変色する
・断面が黄色や茶色に変色する
・透明感が出る
きゅうりは傷んでくると張りや弾力が失われ、水分が抜けてしなびた状態になるのが腐り始めの目安です。また、表面に白く濁った液体がついていたり、きゅうりのへたの部分が茶色く変色して白カビが生えていたら、このきゅうりを食べることはできません。
(*きゅうりのカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
その他に見た目の品質低下の要素として、全体的な変色、イボがある品種なのにイボがない、部分肥大などがみられることもあります。
②臭い
きゅうりが腐ると、臭いでも変化が起こります。
・ツンと鼻にくる異臭がする
・酸味のある臭いがする
・腐敗臭がする
・カビ臭い
きゅうりは腐ると酸っぱい臭いやカビ臭さ、腐敗臭のようなツンと鼻にくる異臭がします。この臭いがしたら食べないようにしましょう。
③触感
見た目や臭いで判別しにくい場合は、触って確かめてみましょう。
・柔らかく、ぶよぶよしている
・ヌメリがある
・白い液体が出る
・糸を引く
きゅうりを触ってみるとぶよぶよして柔らかく白い状態になり、ヌメリが出てきます。糸を引いているのは、かなり腐敗が進んでいる状態です。このような変化が起きている時は、中身も菌が繫殖しているので、絶対に食べないでください。
(*きゅうりが柔らかい・ぶよぶよの場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)