きゅうりが腐る・傷むとどうなる？見分け方は？正しい保存方法も紹介！

腐ったきゅうりを食べると、以下のような症状が起こることがあります。

・気持ち悪い
・腹痛
・下痢
・嘔吐


気持ち悪いと感じてしまうのは、腐ったきゅうりを食べたと言う心理的な作用も大いにあります。殺菌、抗菌作用があるショウガ・ねぎ・甘くない梅干し・レモン・お酢などの食物を口にすると抑える効果があります。

傷んだきゅうりを食べてしまい下痢や嘔吐が起きたら、水分補給をしっかりと行い脱水症状を防ぐことが大切です。数回の下痢や嘔吐は有毒な物質を排出しているので、すぐに薬を飲まずに少し様子を見ましょう。

激しい腹痛や下痢、嘔吐を伴う場合は食中毒を起こしている可能性もあるので、病院を受診することをおすすめします。特に、小さい子供や高齢者、疲労が溜まって免疫力が低下している人は注意が必要です。　

きゅうりを常温保存する場合は2日から長くて4日が賞味期限の目安です。常温保存する場合は、以下の点に注意して保存しましょう。

・高温多湿を避ける
・風通しの良い場所に置く
・気温が高い時は常温の場所に置かない
・きゅうりの水気を拭き取る
・1本ずつキッチンペーパーで包む

気温や湿度が低い春や秋、冬の場合は、10度〜13度くらいの風通しがよく直接日の当たらない場所であれば、2〜4日は常温での保存も可能ですが、気温や湿度が上昇する夏場は常温保存には不向きです。保存ポイントは、きゅうりの水気をしっかりとふき取り1本ずつキッチンペーパーや新聞紙で包み保存して下さい。

きゅうりを正しく冷蔵保存した場合は10日前後、袋から出さずに冷蔵保存した場合の賞味期限は4〜5日と大きな違いがあります。正しい保存の際は、以下の方法で行いましょう。

1.1本ずつキッチンペーパーなどで包む
2.袋に入れて口を軽く結ぶ
3.野菜室で立てて保存する

きゅうりを1本ずつキッチンペーパーで包むと余分な水分を吸収してくれるので、カビの発生や腐敗が起こりにくくなります。包んだら冷気や乾燥から守るようにポリ袋に入れ、袋の口は完全に閉じてしまうと通気性が悪くなるので、軽く結ぶ程度にしましょう。冷蔵庫の野菜室にきゅうりのヘタを上にして保存して下さい。

きゅうりは冷凍保存することで賞味期限が1ヶ月程度になります。冷凍保存の際は、以下の方法で行いましょう。

1.薄く小口切りにする。
2.塩少々を加えてもみ込み、5分ほどおく
3.全体がしんなりしてきたら、水気を絞る
4.冷凍用保存バッグに小分けして入れる

きゅうり1本を丸ごと凍らせることもできますが、解凍後に使いにくくなってしまいます。おすすめは、小口切りにしたきゅうりを塩もみをして水気を取ってから冷凍する方法です。つい買い込んでしまって大量に余ったきゅうりの消費も、水分を出すとかさが減るので保存しやすくなります。冷凍したきゅうりは自然解凍して加熱料理や和え物に使って下さい。

（＊きゅうりの賞味期限や保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）