きゅうりの冷凍での保存方法は？日持ち期間や解凍法は？大量消費レシピも紹介！

きゅうりは冷蔵で保存するイメージが強いかもしれませんが、実際には冷凍での長期保存も可能な野菜です。ここでは、きゅうりを冷凍保存した際にどれくらいの期間日持ちするのかを紹介します。

冷凍きゅうりの日持ちは約2～3週間と言われており、冷蔵では数日しかもたないのに比べて非常に長持ちします。夏場などに大量にきゅうりが手に入った際などには、新鮮なうちに冷凍保存しておけば様々な料理にアレンジして長期間おいしいきゅうりを楽しむことができるでしょう。

冷凍保存のきゅうりも出来るだけ美味しさを残したまま食べたいですが、どのような工夫をすればよいでしょうか。ここではきゅうりを冷凍保存する際のポイントを紹介します。

きゅうりを冷凍保存する際は、一度の調理に使う分量に小分けにして保存することをおすすめします。大量にまとめて冷凍すると、使い切らなかったきゅうりは再冷凍しなければいけません。再冷凍は味や食感を悪くするだけでなく、傷みやすくなって衛生上の問題が生じることもあるので、避けたほうが無難です。

冷凍保存中のきゅうりの変色や傷みは、空気に触れて起こる酸化が原因で、出来るだけ空気に触れないように保存することが大切です。十分に密閉できる保存袋に入れて冷凍保存することで、きゅうりの美味しさを保ち、劣化を防ぎながら長期保存することが可能です。

きゅうりは、冷凍すると中の水分が氷となって膨張し、細胞壁を傷つけます。細胞壁が傷つくと味や食感が変わってしまい、解凍後の美味しさが損なわれる場合があります。

氷は-5℃～-1℃の温度帯で膨張しやすいため、急速冷凍によってこの温度帯をにとどまる時間をできるだけ短くすることが、解凍後の味や食感を保つためには大切です。きゅうりを冷凍する際は、冷蔵庫の急速冷凍の機能を活用するか、熱伝導率の高い金属製のトレーに乗せて冷凍するなどして素早く冷凍しましょう。

きゅうりを予めカットしてから冷凍庫に入れて保存する際は、写真と同じように、水分量が多く傷みやすい中心の種を除去しておくと、腐敗を遅らせることができます。種があると解凍後に悪臭を放つ場合があるので、冷凍保存前に丁寧に除去しておくことをおすすめします。