きゅうりの賞味期限は?見た目での判別や日持ちする保存方法のコツなど紹介!
【管理栄養士監修】きゅうりの賞味期限は何日程度なのか迷ったことはありませんか?今回は、きゅうりの賞味期限の目安を保存方法とともに紹介します。きゅうりの賞味期限を見た目・臭いで見分ける方法も紹介するので、腐っているか心配な時に参考にしてみてください。
目次
きゅうりの賞味期限は?
サラダなど生で食べると美味しいきゅうりは夏野菜になりますが、現在では冬でも店頭で見かける定番野菜です。ただ、きゅうりは水分が多いため痛みやすい野菜でもあります。きゅうりの賞味期限はどの程度なのでしょうか?
保存方法によって変わる
きゅうりの賞味期限は、その保存方法によって異なってきます。例えば室温が20℃以上に上がる夏場に常温で保存すれば、すぐに食べられなくなりますし、冬場なら夏場よりも日持ちします。
また、きゅうりは保存時の置き方や冷蔵・冷凍どちらか、など保存条件によって賞味期限は違ってきます。そのため以下では、保存方法別に賞味期限の目安や見分け方を解説していきます。
竹本友里恵
管理栄養士
きゅうりに多く含まれるビタミンCは、購入後に長期間”冷蔵”保存したものより、購入後すぐに”冷凍”して調理時に解凍した方が、ビタミンCが多く含まれると言われています。そのため、きゅうりを購入してすぐに調理しない場合、栄養面・賞味期限の面でも冷凍保存するのはオススメです。
きゅうりの賞味期限を見分ける方法
きゅうりは冷蔵庫に入れていたとしても鮮度は日に日に落ちていきます。腐って食べられなくなったきゅうりの特徴について見た目、触った時の感触、臭いの3つの観点から説明します。
見た目での見分け方
鮮度が落ちたきゅうりの見た目で、腐っているものです。
・断面が茶色や黄色などに変色している
・中身がゼリー状になっている
・白い液体がでる
・白カビが生えている
きゅうりの表面に変化がなくとも、中が茶色や黄色などに変色している場合、腐り始めています。白っぽくなっている場合は鮮度は落ちているものの、まだ腐っていないので早めに食べましょう。
中に空洞があるものは日照不足や高温、乾燥などの環境下で育ったきゅうりの特徴です。美味しさは落ちていますが、食べられます。しかし、白カビが生えたものは丸ごと廃棄してください。カビの範囲がヘタ部分だけだとしても、中は腐っていることが多いです。
竹本友里恵
管理栄養士
美味しいきゅうりは、表面についてるイボが尖っており、太さが均一で、太すぎない物の方が種が少なくて食べやすいです。またきゅうりは、収穫してから時間が経つと時間の経過とともに色が薄れて黄色くなってきます。緑色が濃くてハリがあるものは、新鮮な証拠です。
(*きゅうりの中が茶色や黄色い場合は食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
感触での見分け方
次にきゅうりの感触によって賞味期限を見分ける方法を紹介します。
・表面にヌメリがある
・表面がブヨブヨで柔らかい
きゅうりを触った時にネバっとしたヌメリを感じる、表面がブヨブヨで掴むと崩れてしまう状態は腐っています。このような状態だと、中身もゼリー状になっていて、腐敗がさらに進んでいる状態です。
さらに腐敗が進行すると、きゅうりの表面から白い液体が出てきたり、糸を引き始め、ドロドロで掴むこともできなくなります。
(*きゅうりが柔らかいときは腐っているのかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)