パウンドケーキの生焼けの原因と焼き直し方!救済リメイクレシピも紹介!
パウンドケーキが生焼けになったことはありませんか?食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、パウンドケーキの生焼けの生地の特徴や、確認する方法を、生焼けになる原因とともに紹介します。生焼けパウンドケーキの対処法・焼き直し方や、救済のリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
パウンドケーキが生焼けになる原因が分かれば、作り方を改善して上手く焼けるようになるはずです。パウンドケーキが生焼けになる原因はいくつかあるので、その原因ごとにどう対処すれば良いのかを解説していきます。
①予熱の温度・時間が足りない
予熱の温度や時間が足りない場合に生焼けになってしまいますが、以下のような原因が考えられます。
・ドアを開閉してしまった
・温度や時間の設定を間違えた
予熱がしっかりされていないと、オーブン内の温度が均一にならず生焼けになってしまう可能性が高くなります。生地の中心までしっかり加熱させるために、レシピ通りの温度や時間をしっかりと設定し、焼いている間は途中でオーブンのドアの開閉をしないようにしましょう。もしドアを開けてしまうとオーブンの温度が下がり、生焼けの原因となってしまうからです。
②パウンド型の熱伝導性が低い
パウンド型の熱伝導性が低いため生焼けになることも考えられますが、熱伝導の低い素材は以下の通りです。
・ガラス
・シリコン
・ステンレス
これらの素材で作られた型は、熱伝導性が低いので生地の中心まで加熱するのに時間がかかり、焼きムラが起きる原因になります。逆に熱伝導性の良い型の素材は、ブリキやアルミなどの金属製のもので、フッ素加工がされたものは扱いやすくて人気があります。
③生地の水分量が多い
生地の水分量が多い場合も生焼けになりやすいですが、その原因は以下の通りです。
・水分の多いフルーツを加えた
・果汁やお酒を入れすぎた
リンゴやオレンジなどを生のまま使ってしまうとフルーツに含まれる水分量が増えるため、生焼けになりやすくなります。フルーツを使う場合はドライフルーツを使うか、生のフルーツは一度過熱してから使うと水分量が減ります。
果汁やお酒を加えたい場合も、その分水分量が増えてしまうので、小麦粉を増やしたり卵白を減らしたりするなどの生地に含まれる水分量の調整が必要です。
生焼けパウンドケーキの対処法・焼き直し方は?救済できる?
生焼けのパウンドケーキになってしまった場合どうすれば食べられる状態にできるか、その対処法を3つ紹介します。パウンドケーキの状態により焼き直しの方法が違うので、それぞれ参考にしてみてください。
①オーブンで焼き直す方法
パウンドケーキの焼き加減を確認した時に生焼けに気づいた場合は、まだオーブンが温かい状態なので、引き続き5分程ずつ再加熱しましょう。この時表面にキツネ色の焼き色が付いている場合は、さらに加熱すると焦げてしまう恐れがあるので、アルミホイルを被せることをおすすめします。
②レンジで焼き直す方法
パウンドケーキを型から外しオーブンが冷めてしまった後で生焼けに気づいた場合は、電子レンジで温めるのが手軽な方法です。短時間で、生地の中心までしっかり加熱することが可能です。パウンドケーキの中まで加熱するためにラップをかけ、30秒~1分ずつ様子を見ながら再加熱するようにしてください。
③トースターで焼き直す方法
パウンドケーキをスライスしてから生焼けに気づいた場合、断面を加熱できるようトースターに並べて焼き直しすることができます。トースターの加熱による焦げが気になる場合は、途中からアルミホイルを被せて焼くと、表面だけでなく中まで加熱されるのでおすすめです。
生焼けパウンドケーキのリメイクレシピは?
生焼けのパウンドケーキになってしまった場合に、再加熱する以外にリメイクするという方法があります。例え失敗してしまったとしても、他のお菓子に生まれ変わる美味しいリメイクレシピを3つ紹介するので参考にしてみてください。