牛乳が腐るとどうなる?臭い・味など見分け方は?飲んだ時の対処法も説明!
牛乳が腐るとどうなるか知っていますか?匂いや味はどうなのでしょうか?今回は、<見た目・味わい・匂い>など牛乳が腐った時の見分け方に加え、腐った牛乳を使った時の症状や対処法を紹介します。賞味期限や日持ちする保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
腐った牛乳を飲むのは加熱してもNG
腐った牛乳を飲んでしまった場合、以下のような症状が現れる可能性があります。
・下痢
・嘔吐
・発熱
腐った牛乳を飲むと、腹痛や下痢などの食中毒に見られる症状が出る恐れがあります。便や嘔吐などによる脱水症状に注意し、水を飲んで安静にするようにしましょう。適切な対応で、数時間から半日ほどでほとんど症状は収まります。しかし、嘔吐や発熱が見られるようであれば、速やかに病院で診察してもらうことが大切です。
また、腐った牛乳に火を通しても、安全に飲むことはできません。細菌によって傷んだ牛乳を加熱しても、元の状態に戻らないからです。なお、電子レンジで腐った牛乳を温めても、火を通す方法と同じく殺菌することはできません。
牛乳の日持ちする保存方法は?
牛乳は賞味期限が短く、長く冷蔵庫に保存することはできません。開封後の牛乳でも、日持ちさせることはできるのでしょうか。ここでは、牛乳の日持ちする保存方法について紹介します。
基本は冷蔵保存でOK
牛乳は、冷蔵庫で保存するだけで基本的に問題ありません。開封後の牛乳は2日ほど保存でき、未開封の牛乳であれば、賞味期限から1週間ほど過ぎても保存することができます。
また、牛乳の風味を損わずに長持ちさせるには、牛乳の保存温度を一定に保つことが大切です。コップに牛乳を注いだら常温で放置せず、牛乳を冷蔵庫にすぐ入れるようにしましょう。その際は、温度変化の激しいドアポケットを避け、冷蔵庫の奥に入れることをおすすめします。
日持ちさせたい場合は冷凍で保存しよう
さらに牛乳を日持ちさせたい場合、冷凍保存すれば3ヶ月程度もちます。牛乳を製氷皿に注ぎ、冷凍させましょう。その後、牛乳が凍ったら冷凍用保存袋に入れるだけです。
凍らせた牛乳を解凍させる場合は、コップや容器に凍らせた牛乳を入れ、冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。ただ、一度冷凍した牛乳は色や風味が変化します。牛乳の脂肪分によっては、牛乳が腐るときに現れる変色や、とろみが出ることも少なくありません。その場合でも、味わいの変化を多少感じることがありますが、そのまま飲んでも大丈夫です。
解凍した牛乳の風味や味わいが気になる場合は、料理に使うことが最も上手に活用できる方法です。また、カフェオレやホットミルクにすると、冷凍前の牛乳と同じように飲むことができます。
(*牛乳の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
牛乳が腐らないように保存しよう
牛乳は、開封後や未開封によって保存できる期間が異なります。常温で長く放置せずに、温度変化に気をつけて冷蔵庫に保存するようにしましょう。牛乳を腐らせないように上手に保存して、牛乳を美味しく飲みましょう。