アジアコショウダイとは?味は美味しい?値段や刺身など食べ方のおすすめも紹介!
アジアコショウダイという魚を知っていますか?よく似た「コロダイ」と違いはあるのでしょうか?今回は、アジアコショウダイの〈見た目・値段・味わい〉など特徴や、捌き方を紹介します。アジアコショウダイの美味しい食べ方や寄生虫の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
アジアコショウダイとは?
アジアコショウダイとは、スズキ目イサキ科コショウダイ属に部類される海水魚で、イサキの仲間です。本島では、あまり出回ることのない魚のため、名前を聞いたことがない人も多いかも知れません。ここでは、アジアコショウダイの特徴や名前の由来、見た目のよく似ている「コロダイ」との違いなどを紹介します。
アジアコショウダイの見た目・生態や値段など特徴
アジアコショウダイは、身体全体に黒い斑点があるのが特徴的な魚です。アジアコショウダイの体は平たく、体高は高いです。稚魚期には黒色と白色の帯が見られますが、成長に従って、黒色帯は斑点模様になり、白色帯は地色に変化していきます。
アジアコショウダイは、小笠原諸島や南日本沿岸の浅海の岩礁域、珊瑚礁域に生息しており、主に九州よりも南の地域で、漁獲されています。捕獲量が少ないため、コショウダイとして売られることもあります。
アジアコショウダイは、甲殻類や小魚などを捕食する動物食性の魚で、大きくなると80㎝程度まで成長します。アジアコショウダイの産卵期は5~6月頃ですが、産卵直後を除いて、通年味が落ちることがない魚です。
アジアコショウダイの気になる値段ですが、アジアコショウダイは捕獲できる数自体が少ないため、値段も安定して決まった価格はありません。おおよその目安として、アジアコショウダイは一匹4000~5000円で、1㎏あたり1000~1500円で売られています。
アジアコショウダイの名前の由来
アジアコショウダイの名前の由来は、黒い斑点が胡椒の実に見えるので「胡椒鯛」と言われています。一方で、江戸時代のころに主君の後ろに控えていた「小姓」が着ていた装束模様に似ていることから、「小姓鯛」になったという別説もあります。
アジアコショウダイとコロダイの違い
アジアコショウダイによく似ていると言われる魚で、コロダイという魚がいます。アジアコショウダイとコロダイの見分け方は、斑点の色を見ると分かります。コロダイは、全体的にオレンジ色の斑点がありますが、アジアコショウダイには黒い斑点はあります。
どちらもスズキ目イサキ科の魚で見た目や大きさも似ていることで混合されやすいですが、ポイントを踏まえて見比べると、区別がつくので参考にしてください。
アジアコショウダイの味わいは?美味しい?
出典: @ios_ck
アジアコショウダイは、通年を通して安定して美味しいと言われている魚です。コリコリとした食感で、脂がしっかりとのっていて甘味があります。
イサキや鯛に似た食味で、刺身は捌きたてよりも1~2日熟成させた方が、旨味も甘みも増して美味しく食べられます。火を通すと身が硬く締まることなく、ふっくらと仕上がる特徴もあります。
Twitterの口コミ
本日の昼ご飯😋
アジアコショウダイの味噌汁です😋
少し、魚から脂が出てますが意外とアッサリしてます😋
• アジアコショウダイの味噌汁
• 豚キムチ
•ご飯
#昼ご飯
#アジア祭
#クレーミーバイ
Twitterの口コミ
今日のおゆーはんは冷凍庫整理のためのお魚祭り〜!!🥰🥰
アジアコショウダイの塩焼きと
イナダ(左)とアジアコショウダイ(右)の唐揚げ!!✨✨✨
#りおさんの飯テロ
アジアコショウダイの捌き方は?
アジアコショウダイの捌き方は、以下の通りです。
①棘やヒレをハサミで切り落とす
②うろこをとり、ヌメリも一緒に洗い流す
③エラと内臓を取り除く
④血合いに切れ目を入れてササラで洗い流し、水気をふきとる
⑤頭とカマを切り落とす
⑥三枚おろしにする
⑦腹骨と血合い骨を切り取る
アジアコショウダイは鱗が細かく取りにくいため、取り除くときは注意しましょう。アジアコショウダイの皮は厚みがある為、比較的取り除きやすいです。骨自体はあまり硬くないものの、背ビレは鋭く硬いです。捌く際ははじめにキッチンバサミで切り落として、怪我のないように注意しましょう。
アジアコショウダイの美味しい食べ方・料理は?
アジアコショウダイは白く綺麗な身で適度に脂がのっており、上品な甘みを感じられる魚です。ここでは、アジアコショウダイを美味しく食べられる、おすすめの食べ方や料理を3つ紹介します。