プッチンプリンの原材料・成分は？普通のプリンと違う？植物性の商品もあるの？
プッチンプリンの原材料は普通のプリンと若干違うと知っていますか？今回は、プッチンプリンの原材料・成分を普通のプリンと比較し、定義的にプッチンプリンはプリンなのかも紹介します。植物性の原材料のみを使ったプッチンプリンも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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プッチンプリンは普通のプリンと違う…？
プリンカップの下にある「プッチン」を折ると、つるりとプリンが出てくるプッチンプリンは、江崎グリコのロングセラー商品です。3個入りでお得な価格で売られていることが多く、子供のおやつとしても人気ですが、普通のプリンとは違う特徴があります。ここではプッチンプリンの原材料や、普通のプリンと違うところを紹介します。
プッチンプリンの原材料・成分を普通のプリンと比較！
一般的なプリンは卵、牛乳、砂糖を使って蒸す、または蒸し焼きにして作られていますが、プッチンプリンは普通のプリンとは違うものが使われています。ここでは、プッチンプリンの原材料や成分を詳しく紹介します。
プッチンプリンの原材料には「寒天」が入っている
プッチンプリンに使われている原材料は、以下の通りです。
・加糖練乳
・砂糖
・植物油脂
・バター
・脱脂粉乳
・ローストシュガー
・生乳
・カラメルシロップ
・加糖卵黄
・食塩
・寒天/糊料(増粘多糖類)
・香料
・酸味料
・カロチン色素(一部に卵·乳成分を含む)
プッチンプリンには、普通のプリンには使われていない寒天や糊料(増粘多糖類)が使われています。普通のプリンは卵に熱を加えることで固まる性質を利用して作っていますが、プッチンプリンは寒天や糊料で固めています。この糊料とは、キサンタンガム・カラギナン・カロブビーンガム・ゼラチンなどのゼリーによく使われる材料です。
これらは寒天とともに材料を固まらせてゲル化させる役割を果たすので、もともとはゲル化剤として表記されていました。しかし、最近ではより詳しい表記に変えて、寒天/糊料(増粘多糖類)という表記になっているようです。また、プッチンプリンには熱で固まる性質がある加糖卵黄が使われています。
プッチンプリンは、これらの材料によって特有の食感を生み出しています。しかし、一般的には寒天などの材料は使わず、卵に熱を加えることで固まらせたお菓子がプリンです。寒天などを使って固まらせているプッチンプリンは、プリンよりもゼリーに近い印象を持つ人がいてもおかしくありません。
プッチンプリンは本当にプリン？定義を確認してみると…
プッチンプリンは、卵だけで固まらせたお菓子ではなく、寒天などのゲル化剤を使って固まらせたゼリーに近いお菓子です。それでは、プッチンプリンはゼリーで、正確にはプリンではないのでしょうか。
プリンの定義は曖昧のためプッチンプリンはプリンを名乗れる
一般的にプリンは卵や牛乳などを使って蒸したり、蒸し焼きにしたりして作るお菓子ですが、実は明確なプリンの定義はありません。牛乳プリンなど卵を使わないお菓子にも、プリンと名の付く場合があり、プッチンプリンもプリンと名乗ることが可能です。
プッチンプリンには牛乳・卵未使用の商品もある？
プッチンプリンは普通のプリンとは違い、寒天などで固めたお菓子ですが卵や牛乳を使っているところは同じです。しかし、最近卵や牛乳を使わないプッチンプリンが発売されているので、詳しく紹介します。
植物生まれのプッチンプリンとは
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グリコ 植物生まれのプッチンプリン 65g×3個 6パック
卵と牛乳を使わない植物性プッチンプリンは、江崎グリコから2020年3月に発売されました。原材料は豆乳（国内製造）・砂糖・水あめ・植物油脂・ローストシュガー・アーモンドペースト・食塩・寒天などで、動物由来の原材料は一切使われていません。普通のプッチンプリンよりも甘さが控えめでやさしい味わいですが、独特の滑らかな食感はそのままです。
卵と牛乳を使っていないので、アレルギーの人でも食べられるというイメージがありますが、アレルギーフリーではないので注意が必要です。ただし、アレルギーではないものの、動物由来の原材料は避けたいという人には人気があります。普通サイズと大きいサイズがあり、ネット通販でも購入できるので、気になる人はぜひ探してみてください。