ナビスコオレオの偽物「ノアール」の正体は?単なるパクリ商品じゃないの?
ナビスコオレオの偽物・パチモンとされる「ノアール」を知っていますか?今回は、ナビスコオレオの偽物・パクリ商品が「ノアール」なのか、過去の製造・販売の歴史をもとに〈値段・味〉など違いも含めて紹介します。ノアール以外のオレオの類似商品「クリームオー」も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ナビスコオレオには偽物がある?
ナビスコオレオにはよく似た商品がいくつかありますが、偽物やパクリ商品と呼ばれていることが多いようです。ここではオレオの偽物に関する商品について説明していきます。
ナビスコオレオとよく似た商品「ノアール」
ナビスコオレオによく似た商品の中に「ノアール」という商品があります。青いパッケージのオレオに対し、白地に赤いデザインのパッケージが印象の商品ですが、SNS上ではオレオのパチモンや偽物とも呼ばれているようです。ここからはノアールがオレオの偽物であるかどうかについて説明していくので、購入するときの参考にしてみてください。
ナビスコオレオのパクリ商品がノアールなの?
ノアールは、ナビスコオレオの偽物なのでしょうか。ここではオレオによく似たノアールについて、できた経緯や販売元などを詳しく説明していきます。
ナビスコオレオは元々「ヤマザキナビスコ」が製造・販売していた
ナビスコオレオは、元々はアメリカにあるナビスコ社が作ったビスケットであり、日本では山崎製パンのグループ企業であるヤマザキナビスコが製造、販売していました。2016年までヤマザキナビスコで販売されていましたが、アメリカのナビスコ社とのライセンス契約が終了しており、現在はヤマザキナビスコはオレオを製造していません。
現在のオレオはモンデリーズ・インターナショナルのモンデリーズ・ジャパンがナビスコ社とライセンス契約して製造しており、工場が中国にあるため、現在のオレオの製造国は中国となっています。
(*オレオが中国製になった理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
契約終了後「ヤマザキビスケット」として「ノアール」の販売を開始
山崎製パンのグループ会社に現在ヤマザキナビスコは存在していません。その代わりヤマザキビスケットとして名前を変更し、ノアールはヤマザキビスケットから製造、販売がされています。このことから、ノアールはオレオの偽物というわけではなく、日本で作られていたオレオの後継としてヤマザキビスケットが作った商品と言えます。
ナビスコオレオとノアールの違いは?
ナビスコオレオとノアールの違いはどのようなものがあるか、違いを比べてみましょう。オレオの偽物というわけではないものの、現在のオレオとの味や見た目などに若干の違いがあるようです。違いを知った上で、好みの方のビスケットを購入してみてください。
①値段
現在のオレオとノアールとの価格の違いは以下のようになります。
・オレオ:18枚入り/170円
・ノアール:17枚入り/203円
比較してみると、枚数は1枚程度しか違いはないものの価格はノアールの方が33円高いことがわかります。ちなみにパッケージはモンデリーズ・ジャパンがライセンス契約した段階で、オレオは箱入りの商品となっており、ノアールの方が、ヤマザキナビスコ時代の頃のオレオのような袋入りの商品になっています。