きゅうりが苦い原因は?食中毒ではない?苦味・えぐみの取り方や原因を解説!
【管理栄養士監修】きゅうりをとても苦いと感じたことはありませんか?古い・食中毒が原因なのでしょうか?今回は、きゅうりが苦い原因や食べても大丈夫なのかを紹介します。食べると不快に感じる、きゅうりの苦味成分の取り方も紹介するので参考にしてください。
目次
きゅうりの苦味を取り除くには?
苦味があるきゅうりは美味しくないので、食べる前に取り除きたいものです。きゅうりの苦味を取り除くには、どうすれば良いのでしょうか?
kay
管理栄養士
きゅうりの塩揉みは苦味を抜きますが、この他にも色をきれいに仕上げたり、味を染み込みやすくするといった効果もあります。苦味がある、ないに関わらず調理するときには塩揉みをするといいかもしれませんね。
①塩できゅうりを板ずりする
塩とまな板を使用して、キュウリの苦みを抜く方法があります。
1、きゅうり1本に対して小さじ半分の塩をまぶす
2、まな板の上で両手の平を使ってゴリゴリと転がす
3、水分が出ていたら、流水で洗い流す
塩を振ってまな板の上で転がすと、維管束が壊れてきゅうりの汁が外に出てきます。この時に苦み成分も一緒に外に出るので、食べたときに苦味が弱くなります。
②きゅうりのヘタを切ってククルビタシンを外に出す
また板の上で転がすほかにも、きゅうりのへたを使って苦みを抜く事もできます。
1、きゅうりの両端を切り落とす
2、きゅうりの切り口とヘタの切り口を合わせてこする
3、白い汁や白い泡が出てくるので、出なくなるまでこする
4、流水で洗い流す
白い泡の正体はククルビタシンで、こすり合わせることで取り除くことができます。アクであるギ酸も一緒に出てくるので、キュウリのアク抜きも兼ねています。
kay
管理栄養士
きゅうりは生で食べるのが普通でしたが、加熱してもおいしく召し上がれます。濃い味付で調理することで苦味も気にならなくなりますので、苦いきゅうりは加熱調理をしてみてはいかがでしょうか。
きゅうりの苦味を抑える料理レシピ
少し苦味のあるきゅうりでも、調理に使用すれば美味しく頂けます。きゅうりの苦味を抑える料理レシピをチェックしていきましょう。
①きゅうりと牛肉のオイスター炒め
さっと炒めるだけなので、忙しい日でも簡単おいしく作れます。炒めることで苦い成分が飛び、夕ごはんのおかずやお弁当にもぴったりの一品になります。牛肉で食べごたえがあり、ガッツリ系がほしい方にもおすすめのレシピです。
②きゅうりの中華風漬物
きゅうりを叩いてタレに漬け込むことで、中までしっかりと味がしみこみます。浸透圧できゅうり中の水分が苦味成分とともに外に出て、美味しくいただけます。ゴマ油の風味が効いているので、箸休めにもぴったりです。