ひじきの賞味期限切れはいつまで?2年後は危険?日持ちする保存法も紹介!
ひじきの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ひじきの賞味期限を〈乾燥ひじき・水に戻したひじき・ひじきの煮物〉の<開封前・開封後>別に比較して、〈2年後〉など期限切れでもいつまで食べられるのかも紹介します。ひじきの日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ひじきの賞味期限はどのくらい?乾燥・生・煮物など別に比較!
乾物あるいは生で販売されているひじきは、日持ちするので煮物にして常備菜にしている人も多いでしょう。しかし状態の異なるひじきの賞味期限を、正しく知っている人は少ないかもしれません。ここでは乾燥や生、煮物など別にひじきの賞味期限がどのくらいかを説明します。
①開封前の乾燥ひじきの場合
開封前の乾燥ひじきは常温保存が基本で、美味しく食べられる賞味期限は約2ヶ月です。賞味期限を切れても腐るわけではないので、正しい方法で保存していれば日持ちします。未開封の乾燥ひじきが日持ちする期間は長いものの、時間の経過とともに味が劣化するので注意が必要です。
②開封後の乾燥ひじきの場合
開封後の乾燥ひじきの賞味期限は、未開封のものより短くなります。密閉容器に入れて保存しても、空気に触れることで湿気が入り込むからです。消費期限は1年未満と考えられますが、時間の経過とともに美味しさを感じにくくなるので、できるだけ早く食べきりましょう。
③水に戻したひじきの場合
乾燥ひじきを水に戻して保存する場合は、賞味期限が生のものと同じになります。
・冷蔵保存の場合/2~3日
・冷凍保存の場合/約1ヶ月
水で戻したあるいは生のひじきは、常温保存に向きません。室温が20℃以上で常温保存すると、爆発的に雑菌が繁殖するといわれているからです。冷蔵保存する場合には蓋つきの密閉容器か、ジッパー付き保存袋に入れて保存し乾燥させないことが大事です。冷凍保存する場合には水気をきってからジッパー付き保存袋に入れ、急速冷凍させるとよいでしょう。
④ひじきの煮物の場合
手作りしたひじきの煮物の賞味期限は、以下の通りです。
・常温保存の場合/1日
・冷蔵保存の場合/3~4日
・冷凍保存の場合/約1ヶ月
気温が低い冬などに限りひじきの煮物を常温保存できますが、翌日には食べきるのが鉄則です。また蓋つきの密閉容器に入れたひじきの煮物は、冷蔵保存すると日持ちします。一度に大量のひじきの煮物を手作りした際には腐らないように、食べる分に小分けして冷凍保存するのがおすすめです。その際には煮汁をきってから、ジッパー付き保存袋に入れましょう。
⑤缶詰・ドライパックのひじきの場合
業務スーパーでは釜揚げひじきなどの名称で缶詰やドライパックが販売されており、以下のように賞味期限が異なります。
【ひじきの缶詰】
・未開封で常温保存した場合/約3年
・開封後に冷蔵保存した場合/2~3日
【真空パックのひじき】
・未開封で常温保存された場合/約2ヶ月
・開封後に冷蔵保存した場合/2~3日
【ドライパックのひじき】
・未開封で常温保存した場合/約1年
・開封後に冷蔵保存した場合/2~3日
ひじきがどのような形状で保存されているかによっても、賞味期限に幅があります。しかし開封後は冷蔵保存が基本で、賞味期限が2~3日であることは共通しています。ひじきを調理するにあたり、容量を確認して使いきるよう意識するとよいでしょう。
ひじきの賞味期限切れはいつまで食べられる?2年後は危険?
これまでひじきの賞味期限について説明してきましたが、消費期限ではないので過ぎても食べることは可能です。しかし賞味期限を大幅に超過している場合、健康被害がないのかが気になるところです。ここでは、賞味期限切れのひじきはいつまで食べられるのかを説明します。
賞味期限の定義
賞味期限とはパッケージに明記された方法で未開封のまま保存した場合に、美味しく食べられる期限のことです。食品別に安全係数を用いて設定されており、多少過ぎても食べることができます。一方の消費期限はそれを過ぎたら食べてはいけない期限を指すので、混同しないよう気をつけましょう。
賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
未開封の乾燥ひじきを正しい方法で保存した場合は、賞味期限が切れても腐っていなければ食べることは可能です。乾燥ひじきを常温保存した場合の賞味期限は短くても、未開封であれば1年から2年は食べられるのです。しかし腐ってはいなくても味は劣化していくので、美味しいうちに食べることをおすすめします。