ひじきの賞味期限切れはいつまで?2年後は危険?日持ちする保存法も紹介!
ひじきの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ひじきの賞味期限を〈乾燥ひじき・水に戻したひじき・ひじきの煮物〉の<開封前・開封後>別に比較して、〈2年後〉など期限切れでもいつまで食べられるのかも紹介します。ひじきの日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ひじきの賞味期限が切れて腐るとどうなる?
どのような状態のひじきであっても、保存方法が悪かったり日持ちする期間を大幅に超過すると腐ってしまいます。糸を引くなど見た目にわかるものだけが、腐った状態を判断する基準ではありません。ここでは、腐ったひじきの特徴を紹介します。
①匂い
ひじきが腐ると匂いが以下のように変化するので、注意が必要です。
【乾燥と水に戻したひじきの場合】
・香りが薄い
・刺激臭がある
【ひじきの煮物の場合】
・酸味臭がある
・刺激臭がある
ひじきや煮物が腐ると、上記のように匂いが変化します。見た目に変化がなくても匂いが変わったと感じたら、食べずに廃棄することをおすすめします。乾燥ひじきの匂いの変化はわかりにくいので、賞味期限の1.2倍の期間を超えている場合は処分する方が無難でしょう。
②見た目
ひじきが腐ると、見た目に以下のような変化が現れるのが一般的です。
【乾燥と水に戻したひじきの場合】
・茶色に変色している
・カビが付着している
【ひじきの煮物の場合】
・白っぽい
・カビが付着している
・糸を引いている
見た目に上記のような様子が見られる時には、腐っている可能性が高いので、食べずに処分することをおすすめします。無理に食べると食中毒になるリスクがあるからです。煮物の場合は、箸でつまんで初めて糸を引く状態であることがわかることもあります。時間が経過している場合は、口にする前にしっかり確認しましょう。
③味
ひじきが腐ると、味にも以下のような変化があらわれます。
【乾燥と水に戻したひじきの場合】
・風味が落ちている
・味が変わっている
【ひじきの煮物の場合】
・酸っぱい
・味が変わっている
ひじきの形状がどうであれ、口に含んで酸っぱいと感じたら腐っていると考えられます。常備菜として人気のひじきの煮物も、冷蔵しているからといっていつまでも持つわけではありません。見た目に変わりがないため誤って口にすることもありますが、味が変わっていると感じたらすぐに吐き出して、残りは処分することをおすすめします。
ひじきの日持ちする保存方法は?
食べきれない量のひじきがある時には、日持ちする期間が長くなるように保存したいところです。そしてひじきの状態によって、適した保存方法は異なります。ここでは、開封後のひじきを日持ちさせる保存方法について説明します。
生・煮物のひじきは冷凍保存する
生ひじき並びにひじきの煮物は、冷凍保存するのがおすすめです。乾燥したひじきを水で戻したものの、生ひじき同様に冷凍保存が基本です。どちらも食べやすい量に小分けして水気をきり、ラップに包んでからジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫で保存します。この方法により、日持ちする期間が1ヶ月まで延びます。
ひじきの煮物の場合は、電子レンジ加熱に対応する密閉容器に入れるのも方法の1つです。食べられる量に小分けしておくと、そのまま電子レンジで温めればすぐに食べられます。
(*ひじきの冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
乾燥ひじきは密閉して保存
乾燥ひじきが未開封の場合は、そのまま冷暗所での保存が可能です。しかし一度開封した乾燥ひじきはジッパー付き保存袋に入れる、もしくは殺菌済みの乾いた蓋付きの瓶などに移し替えて保存しましょう。これは乾燥ひじきの入った袋を輪ゴムやクリップで止めても、徐々に湿気が入り込んで劣化してしまうからです。
また移し替えた乾燥ひじきは冷蔵保存を避けて、冷暗所で保存してください。乾燥ひじきは水分を含んでいないので、冷蔵保存しても日持ちする期間が延びることはありません。
ひじきの期限内に使い切る大量消費レシピを紹介!
賞味期限が近付いたあるいは開封後のひじきを無駄なく食べ切りたい時は、大量消費できる料理にするのが一番です。日持ちするように調理すれば、常備菜として重宝します。ここではひじきを大量消費できる、人気レシピを3つ紹介します。