干豆腐とは?カロリー・糖質は高い?豆腐皮との違いや活用レシピも紹介!
干豆腐とは何か知っていますか?読み方は「かんとうふ」で豆腐の水分を抜いたものです。今回は、干豆腐のカロリー・糖質やどこで買えるかにくわえ、豆腐皮との違いを紹介します。干豆腐の作り方や料理のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
干豆腐とは?豆腐皮とは違うの?
干豆腐とは干した豆腐という字からも分かるように硬めの豆腐を圧縮し脱水して作られたものです。豆腐を使用しているもので干豆腐と似た食材では豆腐皮がありますが、干豆腐と豆腐皮にはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか。以下で詳しく解説しますので参考にして下さい。
干豆腐は中華料理でよく使われる豆腐の一種
干豆腐は台湾や中国で昔からよく食べられている豆腐の一種であり中華料理の材料としてよく用いられていました。中華料理でよく用いられる干豆腐は干し豆腐と書いて、かんとうふという読み方をします。中国では温めた豆乳をにがりで固めてシート状に圧縮する製法の大豆食品の総称を豆葉といいますが、製法から見ても干豆腐は豆葉の一種であると言えるでしょう。
豆腐が原料の干豆腐を細切りにして麺場にしたものは豆腐干絲と呼ばれ、中華料理の他にも麺料理の材料としてよく使われています。
干豆腐の味わい
干豆腐の味わいは豆腐本来の大豆が持っているあっさりした豆本来の味わいが特徴です。豆腐に含まれていた水分が抜けている分、豆本来の香りや風味が際立つ味となっています。原材料は豆乳であるため豆の風味が活きたシンプルで癖のない味です。にがりで豆腐のような形に固めた後にシート状に圧縮し、豆腐にはない干豆腐独特の弾力が生まれ食感も楽しい食材です。
Twitterの口コミ
中国料理屋さんの干豆腐また食べたいな
麺みたいだけど、食べたら弾力と豆腐らしい味があってめちゃくちゃ美味しかったなあ…
豚足も臭みが無くて美味しかったなあ…
干豆腐と豆腐皮の違い
干豆腐と豆腐皮の違いは以下の通りです。
【干豆腐】
・大豆の風味が強く感じる
・少しざらつきが感じられる見た目と食感
・しっかりとした弾力
【豆腐皮】
・癖のないあっさりとした味わい
・湯葉のような見た目
・なめらかな舌触り
干豆腐は硬めの豆腐を圧縮し脱水したものであることに対し、豆腐皮は豆腐を圧縮してそのままシート状に引き伸ばしたものです。豆腐の水分を抜いたものが干豆腐、豆腐の水分を抜かずに引き伸ばしたものが豆腐皮と言えるでしょう。食べ方としては干豆腐はサラダや炒めものなど干豆腐の持つ食感を楽しむ方法で調理されます。
一方豆腐皮はパスタのように食べたり、野菜や肉などの食材を巻いて食べたりなど豆腐皮の水分を含んだ柔らかさを活かしたアレンジで調理して食べることが多いでしょう。
干豆腐のカロリーや栄養素は?低糖質・高タンパクでダイエット向き?
干豆腐は豆腐の水分を抜き圧縮させた食材であることから糖質が少ない一方、タンパク質も多くダイエット向きな食材と言われていますが、カロリーや栄養素はどのくらい含まれているのでしょうか。以下では干豆腐の栄養素や食べた時に見られる効果について説明します。
干豆腐のカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 |
干豆腐 | 159kcal | 1.9g |
木綿豆腐 | 73kcal | 0.4g |
絹ごし豆腐 | 56kcal | 1.1g |
豆腐干絲 | 159kcal | 1.9g |
中華麺 | 133kcal | 26.4g |
うどん | 402kcal | 20.3g |
白米 | 156kcal | 35.6g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
干豆腐は豆腐から大量に水分が抜かれていることと、原材料が豆腐であることから糖質は低くタンパク質が豊富に含まれていると言えます。干豆腐は調理方法によってはおかずとして食すこともありますが、主食として食べるのが基本です。
ダイエットで干豆腐を取り入れる場合は朝昼晩の3食いずれかで主食のご飯やパンの代わりとして、あっさりとした味付けで食べると良いでしょう。
干豆腐の栄養素と効果
干豆腐に含まれている栄養素と効果は以下の通りです。
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・ナトリウム
・カルシウム
・食物繊維
干豆腐には体内の細胞を作る際に欠かすことができないタンパク質が豊富に含まれています。エネルギーとなる脂質や炭水化物の他に含まれている栄養素は骨や歯のために必要なカルシウムや体内の浸透圧調整の働きをするナトリウムです。
大豆からできている豆腐が原料で食物繊維も豊富に含まれていることから、豆腐の整腸作用もありダイエットに適していると言えるでしょう。