豚の肩ロースステーキが硬い。柔らかくジューシーにする焼き方・下処理を紹介!
豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる焼き方を知っていますか?硬い仕上がりを避けて美味しく食べたいですよね。今回は、豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる下処理やフライパンでの焼き方をポイント・コツとともに紹介します。豚の肩ロースステーキに合うソースの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 豚の肩ロースステーキが硬い…柔らかく仕上げたい
- 豚の肩ロースステーキの柔らかさは下処理と焼き方で決まる
- 豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる方法・フライパンでの焼き方は?
- 豚の肩ロースステーキが柔らかくなる下処理
- 豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げるフライパンでの焼き方
- 豚の肩ロースステーキをフライパンで柔らかく仕上げるポイント・コツは?
- ①肩ロースを常温に戻してから筋切りをする
- ②肩ロース全体を叩く
- ③酒・酵素を使う
- ④下味は焼く直前がベスト
- ⑤強火で一気に仕上げる
- ⑥蒸すか余熱で仕上げる
- 豚の肩ロースステーキに合うソースの人気レシピを紹介!
- ①玉ねぎソース
- ②にんにくソース
- ③バターソース
- 豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる焼き方をマスターしよう!
豚の肩ロースステーキが硬い…柔らかく仕上げたい
豚の肩ロースは、ほどよく脂が乗っており旨みのある味わいが特徴的な赤身肉です。豚の肩ロースをステーキにすると硬くなることがありますが、どのように調理すれば柔らかく仕上がるのでしょうか。まずは、豚の肩ロースの柔らかさが何で決まるのかについて解説します。
豚の肩ロースステーキの柔らかさは下処理と焼き方で決まる
豚の肩ロースステーキは、下処理と焼き方で柔らかさが決まります。安い豚の肩ロースは繊維が強く、首周辺の部分のものはキメが荒いため、焼くと硬くなりがちです。厚みのあるブロックを使う場合、中心部まで火を通そうとするあまり、焼き過ぎて硬くなることがあります。安い豚の肩ロースやブロックでも、下処理や焼き方次第で柔らかく調理することが可能です。
豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる方法・フライパンでの焼き方は?
豚の肩ロースステーキをフライパンで柔らかく仕上げるには、どのように調理すればよいのでしょうか。ここでは、豚の肩ロースステーキを柔らかくするための下処理や、フライパンでの焼き方の手順を紹介します。
豚の肩ロースステーキが柔らかくなる下処理
豚の肩ロースに以下のような下処理を行うと、柔らかく仕上げることができます。
1.肉を常温に戻す
2.肉の筋切りをして叩く
3.塩コショウを振るか、調味料や食材に漬け込む
豚の肩ロース肉を常温に戻す時間は、肉の厚みによって異なります。筋切りとは、肉の脂身と赤身の間にある筋を包丁の刃の先で切ることです。豚の肩ロースは繊維が強く肉質が硬いため、繊維を破壊するために肉の表面を叩く必要があります。特定の食材や調味料に肉を漬け込むと柔らかくなりますが、調味料などが多すぎると味に影響が出るため注意してください。
豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げるフライパンでの焼き方
豚の肩ロースをフライパンで以下のような手順で焼くと、柔らかく仕上げることができます。
1.フライパンに油を入れて豚の肩ロースを乗せ、弱火から中火で加熱する
2.豚の肩ロースを入れて2分焼いた後、裏返して2分焼く工程を2回繰り返す
3.1分おきに裏返しながら焼き、最後は強火で仕上げる
4.中心部まで温まったら、温かい場所に放置して完成
上記は、厚みが2cmから3cmほどの豚の肩ロースをフライパンで焼く際の工程です。弱火の火加減で焼くことで、表面が焦げるのを防ぎながら中心部に熱を入れることができます。
数分おきに肉を裏返しながら焼くのは、片面を加熱しつつ、もう片面に余熱で火を通すためです。肉の中心部が60℃になったら、コンロの周辺などの温かい場所に放置して、余熱で肉の中心部まで火を通してください。
豚の肩ロースステーキをフライパンで柔らかく仕上げるポイント・コツは?
豚の肩ロースステーキをフライパンで調理する際には、下処理や各工程で押さえておくべきポイントがあります。ここでは、豚の肩ロースを柔らかく仕上げるためのポイントを解説します。
①肩ロースを常温に戻してから筋切りをする
はじめに、豚の肩ロースを常温に戻してから筋切りを行います。肉を冷蔵庫から出してすぐに焼くと中心部まで熱が入りにくくなり、生焼けの原因に繋がります。肉を常温に出すと表面に水分が出るため、焼く直前にキッチンペーパーなどで拭き取っておきましょう。室温に出すタイミングは、分厚い肉の場合は焼き始める1時間前に、薄いものは30分前が目安です。
豚の肩ロースの筋切りをしてから焼くと、筋に沿って縮むのを防いで柔らかく仕上がります。筋切りをする際には、肉の厚みの半分程度の深さまで2cmの間隔で包丁で筋を切ります。切込みが深すぎると旨みが損なわれるため、筋以外を切らないように注意してください。
②肩ロース全体を叩く
豚の肩ロースの全体を叩いておくことも、柔らかく仕上げるための重要なポイントです。繊維が強い肉をそのまま焼くと縮んで硬くなるため、肉を叩いて繊維を壊すと収縮を押さえることができます。繊維を破壊してから肉を焼くと、水分が出てジューシーに仕上がるメリットもあります。肉を叩く際には、専用の肉叩きのほか包丁の背や瓶で代用することも可能です。