豚の肩ロースステーキが硬い。柔らかくジューシーにする焼き方・下処理を紹介!
豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる焼き方を知っていますか?硬い仕上がりを避けて美味しく食べたいですよね。今回は、豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる下処理やフライパンでの焼き方をポイント・コツとともに紹介します。豚の肩ロースステーキに合うソースの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 豚の肩ロースステーキが硬い…柔らかく仕上げたい
- 豚の肩ロースステーキの柔らかさは下処理と焼き方で決まる
- 豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる方法・フライパンでの焼き方は?
- 豚の肩ロースステーキが柔らかくなる下処理
- 豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げるフライパンでの焼き方
- 豚の肩ロースステーキをフライパンで柔らかく仕上げるポイント・コツは?
- ①肩ロースを常温に戻してから筋切りをする
- ②肩ロース全体を叩く
- ③酒・酵素を使う
- ④下味は焼く直前がベスト
- ⑤強火で一気に仕上げる
- ⑥蒸すか余熱で仕上げる
- 豚の肩ロースステーキに合うソースの人気レシピを紹介!
- ①玉ねぎソース
- ②にんにくソース
- ③バターソース
- 豚の肩ロースステーキを柔らかく仕上げる焼き方をマスターしよう!
③酒・酵素を使う
豚の肩ロースの下処理の段階で、酒や酵素を含む食材に30分から1時間程度漬け込んでおくとよいでしょう。肉が最も硬くなるのはPHが5の数値の時ですが、料理酒やワインなどの酸性の酒類に肉を漬けると、肉のPHが小さくなり柔らかく仕上がります。
玉ねぎやキウイ、舞茸、ヨーグルト、はちみつなどの食材には肉のタンパク質を分解する酵素が含まれているため、肉を柔らかくするのに役立ちます。玉ねぎやキウイを使う際には果肉をすりおろし、舞茸はみじん切りにするかミキサーで攪拌したものを使用してください。また、保湿効果をもつ砂糖に肉を漬け込むのも、柔らかくするのに有効な方法の一つです。
④下味は焼く直前がベスト
塩コショウで豚の肩ロースに下味を付ける場合は、焼く直前のタイミングに行うのが理想です。これは肉に塩を振ってしばらく置くと、肉から水分が流出するためです。肉を焼く直前に焼く面に塩を振り、裏返す前に焼いていない面に塩をかけてください。このように焼くと水分が出るのを押さえて、柔らかくジューシーに仕上がります。
⑤強火で一気に仕上げる
豚の肩ロースを弱火から中火の火加減で焼いた後には、強火で一気に仕上げましょう。高温のフライパンで肉や魚などを焼いた時に、細胞が壊れて流出した糖とアミノ酸が結び付くことをメイラード反応と呼びます。この反応によって香りが増し、食材に褐色の焼き目が付くため、風味がよくなるうえに美味しそうな見た目に仕上がります。
⑥蒸すか余熱で仕上げる
豚の肩ロースを強火で焼き上げた後には、フライパンの火を止めて蓋をして蒸すか、余熱で仕上げてください。肉を加熱する際に完全に火を通そうとすると水分が流出して硬くなるため、中心部がレアの状態で火を止めて余熱で熱を入れると、柔らかくジューシーに仕上がります。
フライパンから肉を出して予熱する場合は、アルミホイルで包んで保温すると肉汁の流出を防ぐことができます。
(*肉を柔らかくする方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豚の肩ロースステーキに合うソースの人気レシピを紹介!
豚の肩ロースステーキを柔らかく焼き上げたら、ソースをかけてさらに美味しく仕上げましょう。ここでは、豚の肩ロースステーキに合う人気のソースのレシピを紹介します。
①玉ねぎソース
みじん切りにした玉ねぎと醤油などを加えたソースで仕上げる、豚の肩ロースステーキのレシピです。加熱して甘味が増した玉ねぎと、ジューシーな豚肉がよく合います。
②にんにくソース
お酒のおつまみとして豚の肩ロースステーキを食べる際には、にんにくソースで仕上げるのがおすすめです。みじん切りにしたにんにくを使うことで、風味が増して食べ応えのある一品に仕上がります。