キャベツを冷凍したら変色した…食べられる?腐敗との見分け方を紹介!
キャベツを冷凍したら<黄ばむ・ピンク色>などに変色する理由を知っていますか?食べられるか心配ですね。今回は、キャベツが冷凍したら変色する理由や<酸っぱい・臭い>など食べてはいけない場合との見分け方を、変色しない冷凍保存のコツ・注意点とともに紹介します。冷凍キャベツの解凍方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
④茹でてから冷凍する
キャベツを茹でてから冷凍する方法は、キャベツの変色を防ぐ上で最も良い方法の一つです。少しキャベツに熱を通すことで、変色の原因になる酵素の働きを抑える効果があるからです。また、鮮度が良い状態でキャベツを1ヶ月保存できる上に、キャベツの歯ざわりの良い食感が残りやすいというメリットもあります。
なお、キャベツを茹でて冷凍する方法は芯を除いたキャベツを使いやすい大きさに切り、沸騰したお湯で10〜15秒ボイルし、冷水につけて水分を拭き取って保存袋に入れるだけです。ただし冷凍すると水分が抜けて、キャベツが柔らかい食感になりやすいので、細かく切りすぎないようにしましょう。
⑤金属トレーなどを使って急速冷凍する
保存袋に入れたキャベツを金属トレーなどにのせて冷凍すると、冷凍にかかる時間を短くできます。冷凍時間の短縮によって、キャベツの鮮度を保ったまま保存でき、キャベツの変色を防ぎやすくなる上に、味わいや食感の劣化を抑えられます。
⑥冷凍庫の開閉回数を減らす
冷凍庫の開閉回数を減らすことも、キャベツの変色を防ぐ上で重要なことです。上記の方法で保存をしていても、冷凍庫の開閉が多いと温度変化によってキャベツの味わいや食感の劣化を招きます。使う頻度が少ない場合は冷凍したキャベツを冷凍庫の奥に置いたり、保存する場所を予め決めて探す時間を短くしたりすることも大切です。
(*キャベツの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャベツを冷凍した後の解凍方法は?
冷凍野菜の解凍方法は家庭によって様々で、料理によって変わる場合もあります。冷凍したキャベツを解凍する場合、手間をかけずに美味しく調理できる方法はあるのでしょうか。ここでは、冷凍したキャベツのおすすめする解凍方法を紹介します。
キャベツは冷凍した状態で調理するのがおすすめ
冷凍したキャベツはそのままの状態で調理をすると、解凍する手間がかかりません。カットして生で冷凍した際は食感が柔らかいので、そのまま汁物や煮込み料理に入れて調理することをおすすめします。
また、茹でてから冷凍した際はお湯をかけて解凍するか自然解凍し、水気を切ってから料理に使うことができます。この場合は歯ざわりの良いキャベツの食感が残るため、お浸しや炒め物に入れて調理しましょう。
冷凍したキャベツが変色しても食べられる
冷凍したキャベツが変色するのは酸化によるもので、基本的に問題なく食べられます。また、キャベツが腐っているか見分ける際は、見た目の他に触感や臭いなども確認することが大切です。今回紹介したような、キャベツの冷凍や解凍するコツを参考にして、冷凍したキャベツの保存や調理に活用してみてください。