キャベツを冷凍したら変色した…食べられる?腐敗との見分け方を紹介!

キャベツを冷凍したら<黄ばむ・ピンク色>などに変色する理由を知っていますか?食べられるか心配ですね。今回は、キャベツが冷凍したら変色する理由や<酸っぱい・臭い>など食べてはいけない場合との見分け方を、変色しない冷凍保存のコツ・注意点とともに紹介します。冷凍キャベツの解凍方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. キャベツを冷凍したら変色してしまった…
  2. キャベツを冷凍したら変色する理由は?食べられる?
  3. キャベツが変色しない冷凍保存のコツ・注意点は?
  4. キャベツを冷凍した後の解凍方法は?
  5. 冷凍したキャベツが変色しても食べられる

キャベツを冷凍したら変色してしまった…

冷凍保存したキャベツが変色し、使うのをためらう経験をする人は少なくありません。冷凍してしまったキャベツが変色する原因と、キャベツが変色しても食べられる見分け方はあるのでしょうか。他に、変色を防ぐキャベツの冷凍保存のコツと、おすすめの解凍方法も紹介します。

キャベツを冷凍したら変色する理由は?食べられる?

付け合わせの野菜として使い勝手の良いキャベツは冷凍する機会が多いため、冷凍時に変色する理由と、変色しても食べられるかの見分け方を知っておくと安心です。ここでは冷凍したキャベツが変色する理由と、キャベツが腐って食べられない場合の見分け方を紹介します。

キャベツを冷凍したら変色するのは「酸化」が原因のため問題なく食べられる

冷凍したキャベツが変色するのは、空気中の酸素が化合して起こる酸化が原因です。酸化によってキャベツに黄ばみが出たり、ピンク色に変色したりしますが問題なく食べられます。また、キャベツの内側に黒い斑点が現れたり、中心が紫色に変わったりすることがあります。これらの変色はキャベツに含まれるポリフェノールが原因で、心配する必要はありません。

ただし冷凍したキャベツは、水分が凍るときに野菜の細胞を壊し、解凍する際は水分を失いやすいという特徴があります。このためキャベツを冷凍保存する方法によっては、キャベツ本来の食感や味わいを損ない、まずいと感じやすくなる点は注意しましょう。

キャベツが腐って食べられない場合との見分け方

単に変色したキャベツとは異なり、キャベツが腐って食べられない場合の特徴は以下のとおりです。

・全体的に黒く変色する
・酸味のある臭い
・葉の表面に粘り気のある液体が出る

キャベツが腐ると広範囲に渡って黒く変色し、葉の表面に粘着性のある液体が出て、葉の一部が溶けます。ここまで腐敗が進むと酸っぱい臭いを感じるようになるため、このような状態のキャベツは廃棄しましょう。

また、酸味のある臭いの他に野菜特有の青臭さを感じることがありますが、この場合はキャベツの鮮度が落ちているだけで問題なく食べられます。キャベツが腐っているか判断するときは、臭い以外の見た目や感触を確認することが大切です。

(*腐ったキャベツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

キャベツが腐るとどうなる?見分け方は?黒ずみ・臭いなど勘違いしやすい場合を紹介!

キャベツが変色しない冷凍保存のコツ・注意点は?

変色してもキャベツは食べられるとはいえ、美味しく食べる上で見た目を保つことは大切です。ここではキャベツを冷凍保存する際に、キャベツの変色を防ぐコツを6つ紹介します。

①水気をしっかり切る

キャベツを冷凍するときは、水気をしっかり切ることが大切です。水分が残った状態でキャベツを冷凍すると、劣化を早めてキャベツが変色しやすくなったり、霜が付いて解凍後の美味しさや食感を損なったりする恐れがあります。

②保存袋の空気をしっかりと抜く

保存袋の空気をしっかり抜くことで、酸化を防いでキャベツが変色しにくくなる上に、冷凍時間を減らして鮮度の良い状態で保存することができます。なお、なるべくキャベツを平らにして保存袋に入れると、空気を抜きやすくなるので参考にしてください。

③2週間以内に消費する

生のまま冷凍したキャベツは、2週間以内に消費するようにしましょう。キャベツは冷凍すると約1ヶ月保存できますが、酸化によって変色や食感の変化が起こり、キャベツ本来の美味しさを味わえなくなる可能性があります。

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