キャベツは冷凍保存できる？千切りなど切り方別のコツは？日持ち期間やレシピを紹介！

キャベツを冷凍保存できれば、冷蔵保存よりも賞味期限が長くなり、使い切れないときも腐らせずに長い期間保存できて便利です。ここではキャベツの冷凍保存について詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

キャベツをひと玉丸ごと購入した際、賞味期限内に食べ切ろうと食卓に出し続けても、消費しきれず傷ませてしまう場合もあります。キャベツは冷凍保存すれば日持ちするため、無駄なく使い切ることが可能なので、新鮮なうちに冷凍保存しましょう。

キャベツを冷凍すれば、生のキャベツ特有のシャキシャキした食感は損なわれますが、生で食べることも可能です。しかしキャベツに火を通す料理であれば、冷凍キャベツの特性を活かすことが出来て美味しく食べられるため、加熱調理がおすすめです。

キャベツを正しく冷凍保存するには、どのような点に注意すれば、キャベツをより鮮度の高い状態で保存できるのでしょうか。キャベツを冷凍保存する際のポイントを紹介します。

キャベツを冷凍する際は用途に合わせてカットし、調理に使いやすい分量で小分けにし、保存袋に入れ冷凍しましょう。キャベツをできるだけ重なり合わないように、保存袋が薄くなるように入れておけば、速やかに冷凍でき美味しさを保てます。

一度冷凍したキャベツは、細胞組織が壊れるため食感が落ちるので、再冷凍はやめましょう。解凍したときに出た水気に雑菌が繁殖する恐れもあり、衛生面から考えても解凍したキャベツを再冷凍するのはおすすめできません。

余分な水分がついていれば冷凍した際に劣化しやすく、冷凍焼けを起こしやすくなるため、キャベツの余分な水気は丁寧に拭き取りましょう。キャベツを保存袋に入れて、できるだけ中の空気を抜いて密封すれば、乾燥や酸化・臭い移りを防ぐことができます。

キャベツに含まれてる水分は、凍っていく際の-1～-5度の温度の時に、氷の結晶となり膨張して細胞組織を傷つけます。風味や食感が劣化するのはそのためで、できるだけ早く-5度以下になるように急速冷凍する必要があります。

家庭での急速冷凍の方法は、熱伝導しやすい金属トレーにキャベツの入った保存袋をのせ冷凍庫に入れ、急速冷凍モードなどを使ってなるべく早く冷凍できるようにしてください。

ざく切りキャベツはかさばるため、軽く下茹でしてから冷凍することで、冷凍庫内にコンパクトに収納できます。下茹でには雑菌の繁殖を防く効果もあり衛生面では万全の対策ですが、キャベツは冷凍すればしんなりするため、茹ですぎには注意してください。