タコの正しい解凍方法は？刺身向きなのは？注意点や活用レシピも紹介！

冷凍保存したタコを自然解凍する方法は下記の通りです。

1. 冷凍のタコを袋に入ったままの状態で冷蔵庫に移す
2. 1日ほど時間が経つと解凍できる

自然解凍は1番温度変化が少ない方法で、ゆっくり解凍していくことで、旨味を含むドリップが出づらくなります。そのため冷凍前のタコの状態に最も近く、美味しく解凍することができるので、1番おすすめの解凍方法です。ただし、時間がかなりかかるので、すぐに食べたい場合には向きません。

冷凍保存したタコを流水解凍する方法は下記の通りです。

1. 冷凍のタコを密封袋のままボウルなど大きめの容器に入れる
2. 水道の水を少しずつ出して袋に入ったタコに流水をあてると解凍できる

流水解凍は冷凍したタコを美味しい状態で食べたいが、自然解凍する時間がないといった人におすすめの方法です。タコの大きさや室温にもよりますが、流水をあてることで、10分ほどで解凍できて便利です。

水がもったいないと思う場合は、流水解凍よりは時間がかかりますが、水の入った大きめの容器の中に袋に入った冷凍タコをしばらく置いておきましょう。この方法でも、自然解凍の3倍のスピードで解凍することができます。

冷凍保存したタコを凍ったまま茹でダコにする方法は下記の通りです。

1. 冷凍のタコを袋から出して水で洗ってぬめりを落とす
2. 水で洗いながら半解凍にする
3. 鍋にたっぷり水を沸かす
4. 沸騰したら塩を少々加える
5. タコを足からゆっくり鍋に入れる
6. アクを取りながら3分から5分茹でる
7. 弱火で沸騰しないように気をつけて茹で上がったら氷水につける
8. 水気を切れば出来上がり

生のまま冷凍したタコの茹で方のポイントは、弱火で時間をかけて加熱することです。冷凍のタコに急激に熱を加えると、身が硬くなってしまうので気をつけましょう。茹でたタコは一口大にカットし、たこ焼きや酢の物などにそのまま使えます。

冷凍した茹でダコを一口大にカットしてから加熱調理するなら、凍ったまま調理する方法が1番おすすめです。調理する2時間ほど前に冷凍したタコを冷蔵庫に移し半解凍にしてから、カットして調理に使ってください。この場合も、硬くならないよう、弱火で調理するようにしましょう。

冷凍保存したタコを塩水で解凍すると、柔らかくすることができます。その方法は下記の通りです。

1. 濃度1～2％程度の塩水を作る
2. 冷凍のタコを密封できる袋に入れて1の塩水をタコが浸るくらいに入れる
3. 封を閉めたら冷蔵庫で2.3時間寝かせて解凍させる

塩水解凍は少し時間はかかりますが、タコから水分の流出を防ぐことができるため、ふっくらと柔らかく解凍できる便利な方法です。加熱しないお刺身など、タコを柔らかく食べたい人におすすめです。