シーバスは食べる?食べない?判断基準や美味しい料理・食べ方を紹介!

シーバスを食べることはできるのでしょうか?そもそもシーバスは食べるものなのでしょうか?今回は、シーバスの<釣れた場所・居付きか回遊型か・サイズ>ごとの<味・臭い>の違いや、シーバスの美味しい食べ方・料理を紹介します。シーバスの旬や、美味しく食べるための持ち帰り方のポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. シーバスを食べることはできる?そもそも食べるものなの?
  2. シーバスを食べることは可能だが味の個体差に注意が必要
  3. シーバスを食べるかの判断基準【釣れた場所】
  4. ①湾奥の場合は臭いが強い
  5. ②河川の場合は泥臭い
  6. ③河口の場合は秋の方が美味しい
  7. ④サーフの場合は臭みがなく美味しい
  8. ⑤磯の場合は味がよく臭みもない
  9. シーバスを食べるかの判断基準【居付き・回遊型】
  10. ①居付きの特徴
  11. ②回遊型の特徴
  12. シーバスの回遊範囲
  13. シーバスを食べるかの判断基準【サイズ】
  14. ちなみにシーバスが美味しい旬の時期はいつなの?
  15. シーバスを美味しく食べるための持ち帰り方のポイントは?
  16. ①活き締めにする
  17. ②氷に直接触れさせない
  18. シーバスの美味しい食べ方・料理は?
  19. ①シーバスの刺身
  20. ②シーバスの洗い
  21. ③シーバスの塩焼き
  22. ④シーバスの昆布締め
  23. ⑤シーバスの南蛮漬け
  24. シーバスは食べることができる

⑤磯の場合は味がよく臭みもない

磯とは時磯と呼ばれる陸と海がつながっている釣り場をさし、常に海水が動いて変化しているので、ここに生息するシーバスは臭いがなく味もよいです。島根県松江市の中海大橋下で釣れるシーバスは美味しいと評判で、高級魚として人気の高い鱸の味わいが楽しめます。

羽珍迦寿@Superleggera

@Kz5Vfg

知り合いの釣りマニアから教わったけどシーバスの場合

大きさは
河口>磯>堤防

引きの強さは
磯>堤防>河口

味は
磯>堤防>河口(臭い)

らしい。

シーバスを食べるかの判断基準【居付き・回遊型】

シーバスを食べるか否かを判断するうえで、どこで生息しているかも大事なポイントです。生息域によって棲む環境や捕食するエサが異なり、味や臭いに影響を及ぼすからです。ここではシーバスが居着きなのか回遊魚などかの観点から、食べる判断基準を説明します。

①居付きの特徴

居着きとは季節によって生息場所を変える魚が、一定の場所に留まる釣り用語です。居着きのシーバスは、体表が全体的に黒っぽく、おびれが傷だらけになっている特徴があります。急深のサーフや磯で釣れるシーバスは美味しい反面、河川や河口、陸奥で獲れたものは臭いが強いものが多いです。色だけでなく釣り場も考慮して、食べるか否かを判断しましょう。

②回遊型の特徴

シーバスは海水温の変化に合わせて、生息域を回遊する性質があります。回遊型のシーバスの体表は全体的に銀色で、おびれも擦り切れることなくキレイです。さらに体全体がスラッとして見える、あるいは肉付きがよい傾向が強いです。回遊型のシーバスは臭みもなく、どのような料理にしても美味しく食べられます。

シーバスの回遊範囲

以前シーバスのタグリリースを行ったJGFAの調査によると、東京湾の湾奥で放した個体が仙台に見つかったケースもあり、回遊範囲は広いと予想できます。つまりシーバスを釣った場所が、必ずしも生息域ではない可能性があるのです。

シーバスは12~2月に産卵期を迎え、東京湾の場合は水深50~80mの湾口で産卵並びに越冬します。3月になって水温が上がると群れとなって、水深20m前後の平場で回遊するのが一般的です。4月になると河川を遡上する、サーフや磯に居着くなどに分かれます。

シーバスを食べるかの判断基準【サイズ】

シーバスを食べるか否かは、サイズによっても判断できます。

【美味しいサイズ】
・30cm未満
・30~50cm程度

【まずいサイズ】
・60cm以上


シーバスはセイゴやフッコと呼ばれる小型から中型のものは美味しいですが、鱸となる60cm以上のものは生息域によって味と臭いに個体差が生まれるので注意が必要です。また70cmを超えるシーバスはランカーサイズと呼ばれますが、美味しくない部類に入りますので食べるのは避けた方がよいでしょう。

ちなみにシーバスが美味しい旬の時期はいつなの?

回遊魚であるシーバスの旬は、夏となっています。産卵したシーバスは一時的に身が痩せるのですが、夏に向けて徐々に回復し脂がのるからです。また冬の産卵期直前のシーバスも栄養を蓄えていて美味しいので、様々な料理にしてぜひ試してみてください。

関連する記事