シーバスは食べる?食べない?判断基準や美味しい料理・食べ方を紹介!
シーバスを食べることはできるのでしょうか?そもそもシーバスは食べるものなのでしょうか?今回は、シーバスの<釣れた場所・居付きか回遊型か・サイズ>ごとの<味・臭い>の違いや、シーバスの美味しい食べ方・料理を紹介します。シーバスの旬や、美味しく食べるための持ち帰り方のポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- シーバスを食べることはできる?そもそも食べるものなの?
- シーバスを食べることは可能だが味の個体差に注意が必要
- シーバスを食べるかの判断基準【釣れた場所】
- ①湾奥の場合は臭いが強い
- ②河川の場合は泥臭い
- ③河口の場合は秋の方が美味しい
- ④サーフの場合は臭みがなく美味しい
- ⑤磯の場合は味がよく臭みもない
- シーバスを食べるかの判断基準【居付き・回遊型】
- ①居付きの特徴
- ②回遊型の特徴
- シーバスの回遊範囲
- シーバスを食べるかの判断基準【サイズ】
- ちなみにシーバスが美味しい旬の時期はいつなの?
- シーバスを美味しく食べるための持ち帰り方のポイントは?
- ①活き締めにする
- ②氷に直接触れさせない
- シーバスの美味しい食べ方・料理は?
- ①シーバスの刺身
- ②シーバスの洗い
- ③シーバスの塩焼き
- ④シーバスの昆布締め
- ⑤シーバスの南蛮漬け
- シーバスは食べることができる
(*シーバス(スズキ)の旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
シーバスを美味しく食べるための持ち帰り方のポイントは?
シーバスを美味しく料理するためには、サイズや釣り場所だけでなく釣った後の処理も大切です。シーバスの持ち帰り方を工夫するだけで、高級魚である鱸と同様の美味しさが味わえます。ここではシーバスを美味しく食べるために、実践してほしい持ち帰り方を紹介します。
①活き締めにする
釣ったシーバスはその場で活き締めにすると、鮮度が持続するのでおすすめです。ポイントは活き締めにする前にシーバスを少し泳がせて、体力を回復させることです。釣り上げたばかりのシーバスは消耗しているので、ATPと呼ばれる生体エネルギーが落ちており鮮度が悪くなっています。ストリンガーに吊るす、あるいはスカリに入れて休ませましょう。
活き締めにする際にはエラの内側の腹膜を切って血抜きをしてから、眉間近くにピックなどで穴を開ける脳天締めを行います。その穴から神経締めワイヤーを入れると魚体が震えるので、尻尾まで入れてから前後に動かして神経を抜き取りましょう。
②氷に直接触れさせない
活き締めしたシーバスをクーラーボックスに入れる際に、氷に直接触れさせないことも大事なポイントです。氷が解けてできる真水が血抜きしたシーバスに侵入すると、身が水っぽくなってしまうからです。シーバスあるいは氷にビニールを被せておくと、水が入りにくくなります。
シーバスの美味しい食べ方・料理は?
白身魚であるシーバスは、和風でも洋風でもアレンジすることが可能です。食べ方によって味の印象も変わるので、試してみる価値はあります。ここでは、シーバスを美味しく食べられるレシピを5つ紹介します。
①シーバスの刺身
シーバスを3枚おろしにして刺身にしたものに長ネギや生姜、豆板醤などを使った香味ダレをかけて食べるレシピです。ポイントは刺身をのせる皿を冷凍庫で冷やしておくことで、臭みが薄れて美味しく食べられます。
②シーバスの洗い
皮と血合い骨を切って取り除いたシーバスは、洗いにしても美味しいです。出世魚であるシーバスはセイゴや鱸として流通しており、そぎ切りにして10分ほど氷水につけて取り出し、水気をしっかり拭き取ってから盛り付けます。