きゅうりの水分量は多い?ほぼ水?塩もみで水分を抜く方法を紹介!
きゅうりの水分量は牛乳より多いと知っていますか?今回は、きゅうりの水分量の割合は何パーセントなのかや、水分を抜く「塩もみ」のやり方を紹介します。塩もみ以外で、きゅうりの水分を抜く調理のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
きゅうりから水分がでるのは「浸透圧」が原因
きゅうりは95%が水分ですが、その水分はきゅうりの中の細胞に含まれています。きゅうりの外側を塩水に浸けることで、細胞の内側も同じ濃度にしようと水分を外に出すという浸透圧という現象が起きるのです。塩もみは、きゅうりの浸透圧の現象をを利用して水分を出しています。
そのため、塩以外に醤油やドレッシングなど塩分を含むものがきゅうりに触れると塩もみのように水気が出てきてしまいます。
対策法①食べる直前に切る・和える
サラダや酢の物などを作る際に食べる直前にきゅうりを切って調味料と和えるようにすることで、浸透圧の影響を受けてきゅうりから水気が出ることがありません。きゅうりのポリポリとした食感を残したまま美味しく食べることができるので、調理して食べるまでの時間配分を調節するようにしてみましょう。
対策法②味付けを濃くする
塩もみをせずにきゅうりを使った料理をすると、調味料と混ざった時に浸透圧の影響できゅうりから水気が出て味が薄まってしまいます。水気が出て味が薄まることも考慮して濃い味付けにしておくことで美味しく食べることが出来るので、きゅうりのように水気の多い野菜の調理をするときには意識してみてください。
対策法③炒め物は火加減を強くする
野菜の炒め物をするとき、弱い火加減でゆっくり調理するとどんどん野菜から水気が出てきてシャキシャキの食感が失われてしまいます。例えば、肉と一緒に炒める場合は先に肉に火を通しておき、最後にきゅうりと合わせるようにすれば、水っぽくなりません。
他の野菜も一緒の場合は火の通りずらいものから炒めたり、先にレンジなどである程度火を通してから炒め合わせると水気が出る失敗がなく仕上げることができます。特にきゅうりは水分が多いため、炒め物をする際は強い火加減でサッと炒め合わせるようにしましょう。そうすることで、水気が出てベチャッとさせず食感を保つことができます。
きゅうりは水分量が非常に多い
きゅうりは非常に水分量が多い野菜で、牛乳よりも水分含有量が多いということが分かりました。塩もみすることで食感も良く美味しく料理することも出来て、塩もみ以外にも方法はたくさんあります。食べたいレシピによって、いろいろな対策をしてきゅうりを美味しく楽しんでください。