きゅうりの水分量は多い?ほぼ水?塩もみで水分を抜く方法を紹介!
きゅうりの水分量は牛乳より多いと知っていますか?今回は、きゅうりの水分量の割合は何パーセントなのかや、水分を抜く「塩もみ」のやり方を紹介します。塩もみ以外で、きゅうりの水分を抜く調理のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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きゅうりの水分量ってどのくらい?牛乳より多いって本当?
シャキッとした食感が特徴のきゅうりはサラダなどで生で食べることが多く、野菜の中でもみずみずしさがあります。牛乳より多いとも言われるきゅうりの水分含有量はどのくらいなのでしょうか。きゅうり以外にも水分を多く含む野菜や塩もみ方法とそれ以外のきゅうりの水分を抜く方法なども詳しく紹介していきます。
きゅうりの水分量は?割合は何パーセント?
水分が多いのが美味しさのポイントでもあるきゅうりの水分量は何パーセントなのでしょうか。水分含有量と栄養がないとも言われているきゅうりに含まれる栄養素、きゅうり同様に水分の多い野菜を紹介します。
きゅうりの水分含有量は95%でほぼ水
ほぼ水と言われているきゅうりに含まれる水分以外の栄養素には以下のようなものがあります。
・カリウム
・ビタミンC
・カロチン
きゅうりの水分含有量は95%で、牛乳の88%と比較すると液体の牛乳よりも水分が多いという驚きの事実です。ほぼ水で野菜としての栄養がないとも言われていますが、ビタミンCやカロチンなど免疫力アップや美肌効果のある栄養素も含んでいます。中でも、カリウムは体内の塩分バランスを整える働きがあるため、むくみ予防や夏の水分補給に役立ちます。
また、きゅうりにはホスホリパーゼという脂肪を分解する酵素が含まれており、95%が水分でカロリーが低いためダイエット向きの野菜です。きゅうりを食べても栄養がないと言われがちですが、食べることで得られるメリットも十分あります。
(*きゅうりの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
きゅうりよりも水分量の多い野菜がある
きゅうり同様に、水分量の多い野菜の代表には以下のようなものがあります。
・白菜
・もやし
・レタス
・トマト
・セロリ
・なす
・キャベツ
きゅうりは水分95%で唯一栄養がなくほぼ水の野菜とされがちですが、もやしや白菜も水分量は95%以上水分です。その他の上記の野菜も94%前後の水分を含むことから、きゅうりだけがほぼ水で出来た野菜ではないこと分かります。ごぼうやにんじんなど水分があまりなさそうな野菜でも、80%以上は水分で出来ています。
きゅうりの水分を抜く方法は?
きゅうりの水分を抜くことで得られるメリットには以下のようなものがあります。
・食感が良くなる
・色合いが良くなる
・雑菌がつきにくくなる
水分が多いのが美味しさでもあるきゅうりですが、水分を抜くことで引き締まり漬物などで弾力のある食感を楽しむことができるようになります。また、水気が多いと雑菌がわきやすい弁当や作り置き料理なども、事前に水分を抜くことで美味しく衛生的な状態をより長くキープすることが出来るのがメリットです。
きゅうりの水分を抜くときは「塩もみ」しよう
きゅうりの水分を抜くのに一番代表的な方法でもある塩もみの方法を紹介します。
1.きゅうりに塩をまぶし、まな板の上で3~4回転がす(板ずり)
2.熱湯で10秒~1分程度茹でる
3.きゅうりをスライスし、塩水に浸ける
4.15分ほど置いたらしっかりと水気を絞る
きゅうりのイボには雑菌が付きやすいため、一度板ずりをして茹でることで雑菌を取り除くことができます。きゅうりに直接塩を振りかけて、出てきた水気を絞る方法もありますが、塩水の方が全体に行き渡るため満遍なく塩抜きすることができるのでおすすめです。きゅうりを浸けるには、500mlに大さじ1程度の塩分濃度の塩水が理想です。
また、塩抜きと言われていますが、砂糖で代用することもできるため塩分を控えている時や甘めの酢の物などで塩気を抑えたいときは砂糖を使ってみてください。
きゅうりから水分が出る理由は?塩もみ以外の対策法はある?
きゅうりを塩もみすると水分が出るのどのような現象が起きているからなのでしょうか。塩もみで水分が出る理由と、塩もみ以外にきゅうりから水分が出ることへの対処方法を紹介します。