らっきょう漬けで失敗する原因と対処法|味が薄い・辛いなど事例別に紹介!
らっきょう漬けに失敗する原因を知っていますか?今回は、らっきょう漬けに失敗する原因と漬け直し方など対処法を〈味が薄い・辛い・甘さが足りない・しょっぱい〉など事例別に紹介します。らっきょう漬けの失敗しない作り方や、失敗した時のリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
らっきょう漬けを食べた時に塩辛くて驚く失敗も、案外多いようです。らっきょう漬けがしょっぱいとそのまま食べるのは難しいので、塩を抜きたくなるでしょう。ここでは、しょっぱいらっきょう漬けの簡単な漬け直し方を説明します。
らっきょう漬けがしょっぱい理由
らっきょう漬けがしょっぱい理由は塩漬けにした際の塩が抜けていない、もしくは甘酢に塩を入れ過ぎたことです。しょっぱいらっきょう漬けは、塩を抜くことで食べられるようになります。塩を抜くためには漬け直す必要があるので、次章で詳述します。
らっきょう漬けがしょっぱい場合の漬け直し方
らっきょう漬けがしょっぱい場合の漬け直し方は、以下の通りです。
①らっきょうを流水に2~3時間浸ける、もしくは水を換えながら半日ほど浸けて塩抜きをする
②塩抜きしたらっきょうをザルにあげて水気をきる
③漬け汁を鍋にあけて砂糖を加えて火にかける
④沸騰したら火を止めて冷ます
⑤容器に完全に水気をきったらっきょうと、冷めた④を入れて冷暗所で保存する
らっきょう漬けがしょっぱい時にはまず、ちょうどよい塩梅になるまで塩抜きします。ちょうどよい塩梅とは、らっきょうを食べた際に中側にほんのりしたしょっぱい味を感じる程度です。ボウルに水を入れてらっきょうを浸ける場合には大きめの鍋などを使い、たくさんの量で塩抜きしてください。その水をこまめに換えることで、より短時間に塩抜きできます。
らっきょう漬けの失敗例④甘さがたりない
らっきょうを甘酢漬けにしたはずなのに、甘みが足りないとの失敗例も少なくありません。甘みの足りないらっきょう漬けも、簡単に対処できるので方法を覚えておくと便利です。ここでは、甘みの足りないらっきょう漬けの対処方法について説明します。
らっきょう漬けが甘くならない理由
らっきょうの甘酢漬けで甘みが感じられない理由は酸味が強い、あるいは唐辛子を入れ過ぎて辛くなっているからです。漬け汁に砂糖がたりないので、らっきょう漬けに甘みが感じられなくなります。この場合も甘みが加わる方法で、漬け直すのがおすすめです。
らっきょう漬けの甘さがたりない場合の対処法
らっきょう漬けの甘みがたりない場合の対処法は、以下の通りです。
①漬け汁を鍋にあけて火にかける
②砂糖を加えてひと煮立ちさせる
③砂糖が完全に溶けたら味見をする
④好みの甘みになっていたら火を止めて冷ます
⑤完全に冷めた④を容器に戻す
⑥1週間ほど置いたら出来上がり
味見をした時に甘みがたりないと感じたら、好みの味になるまで砂糖を加えます。その際に砂糖が完全に溶けきっていないと、甘みが足りないと感じます。砂糖を入れ過ぎると甘みが強くなりすぎるので、しっかり味見をしながら漬け汁を作りましょう。
らっきょう漬けの失敗しない簡単な作り方を紹介!【塩漬け】
らっきょう漬けはコツさえつかめば、自宅でも美味しく作ることができます。らっきょう漬けを手作りすると、自分好みの味に仕上がるメリットもありそうです。ここでは簡単で失敗しない、らっきょうの塩漬けの作り方を紹介します。
材料
・らっきょう 1kg
・塩 160g
・水 2.5リットル
作り方・手順
らっきょうの塩漬けの作り方は、以下の通りです。
①らっきょうを水で洗い泥を落とす
②ボウルに水1.5リットルと塩80gを入れ塩水を作る
③②の一部を使い①を洗う
④洗ったらっきょうの根や目を切り落とす
⑤②の残りの塩水を入れたボウルに④を入れる
⑥らっきょうの皮がふやけるまで、20~30分ほど置く
⑦皮をむく
⑧消毒済みの蓋つきのガラス容器に、キッチンペーパーで水気を拭いたらっきょうを入れる
⑨鍋に水1リットルと塩80gを入れて火にかけ、完全に溶かす
⑩火をとめ粗熱をとる
⑪⑧のらっきょうがひたひたになるまで、⑩を入れる
⑫蓋をして冷暗所に2~3週間ほど置いたら出来上がり
土付きのらっきょうではなく、市販されている洗ってあるものを使っても作れます。この塩漬けの工程を得て、甘酢を使って本漬けにすると美味しく仕上がります。塩漬けにする際にも冷蔵庫ではなく冷暗所で常温保存して、漬かるまでの時間を短縮しましょう。