らっきょう漬けで失敗する原因と対処法|味が薄い・辛いなど事例別に紹介!
らっきょう漬けに失敗する原因を知っていますか?今回は、らっきょう漬けに失敗する原因と漬け直し方など対処法を〈味が薄い・辛い・甘さが足りない・しょっぱい〉など事例別に紹介します。らっきょう漬けの失敗しない作り方や、失敗した時のリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
らっきょう漬けに失敗したらどうする?対処法は?
自宅でらっきょう漬けする際に、以下のように失敗する人が少なくないようです。
・辛い
・味が薄い
・腐っている
・しょっぱい
・甘みが足りない
上記のようにらっきょう漬けに失敗してしまうのは、作り方に問題があるからです。しかしらっきょう漬けに失敗しても、食べられるように対処する方法はあります。ここではらっきょう漬けの失敗例と、それぞれに対応する対処法について説明します。
らっきょう漬けの失敗例①らっきょうの辛味が残っている
らっきょうを甘酢漬けにしようとして、辛味が強くなることがあります。生のらっきょうを甘酢に浸ける際に起こることが多い失敗で、理由を知ると作り方を変えようと思うかもしれません。ここではらっきょう漬けが辛い理由と、その際の対処法について説明します。
らっきょう漬けに辛味が残る理由
らっきょう漬けが辛い理由は、塩漬けの工程を飛ばしていることです。らっきょうはまず塩漬けし、その後に本漬けと呼ばれる工程に進み甘酢漬けにします。しかしいきなり漬けと呼ばれる生のらっきょうを甘酢に漬ける方法もあり、その場合に辛味が残ることが多いのです。生のらっきょうは塩漬けにしたものと比べると、甘酢に漬けても辛味が抜けにくくなります。
らっきょう漬けが辛い場合の漬け直し方
らっきょう漬けが辛い場合の漬け直し方は、以下の通りです。
①らっきょう漬けが入った容器を冷暗所に置く
②1ヶ月ほど置く
甘酢を使っていきなり漬けにする場合、辛味が抜けるまでに1ヶ月以上かかるのが基本です。らっきょう漬けを冷蔵庫に保存する人もいますが、常温の冷暗所に置くより漬かるまでに必要な時間が長くなってしまいます。辛いらっきょう漬けの甘酢漬けから早く辛味を抜きたいなら、冷暗所で常温保存すると簡単に美味しく仕上がるので試してみてください。
らっきょう漬けの失敗例②味が薄い・腐ってる
漬けてあったらっきょう漬けを食べた時に味が薄いと感じる、あるいは漬け汁が腐ることがあります。特にらっきょう漬けは腐ると食べられないので、対策を知っておきたいところです。ここではらっきょう漬けの味が薄い時の対処法と、腐らないための対策を説明します。
らっきょう漬けが味が薄い・腐ってる理由
らっきょう漬けの味が薄くなる理由として、漬け汁を使いまわしていることがあげられます。同じ漬け汁を使いまわしているとカビが発生しやすくなり、腐ると以下のような特徴が見られるようになるのです。
・漬け汁にカビが生えている
・漬け汁が泡立っている
・漬け汁が濁っている
・らっきょうが黒ずんでいる
・異臭がする
・食べた時に苦味を感じる
・食べた時に舌にピリピリした刺激を感じる
手作りしたらっきょう漬けであっても、正しい手順で漬けていれば賞味期限は1年とされています。らっきょう漬けは発酵食品であり、長期保存を前提として作られているものです。しかしらっきょう漬けを入れた容器の殺菌が足りないなどの理由で雑菌が繁殖し、腐ってしまうこともあります。簡単に腐っているかを見分けられるので、その場合は処分しましょう。
らっきょう漬けが味が薄い場合の対処法
らっきょう漬けの味が薄い場合は、以下の手順で漬け直しましょう。
①漬け汁を200ccほど鍋に取り出す
②大さじ5杯の砂糖を加える
③火にかけ、温めながら砂糖を溶かす
④フツフツとしてくるまで加熱し、軽く酢を飛ばす
⑤火をとめて粗熱をとる
⑥冷めたら、らっきょう漬けの容器に戻す
漬け汁を加えて4~5日の間は毎日、らっきょう漬けの容器を撹拌するのがポイントです。新たに加わった漬け汁が中身全体になじみ、味の角がとれてまろやかで優しい味わいになります。砂糖の量を調整することで簡単に、自分好みの味に仕上げることも可能です。
らっきょう漬けが腐るのを防止する対策
らっきょう漬けの容器内に泡が出てきたり、濁りやカビが見られたりする場合は腐っていると考えられます。そうした事態を予防する対策として、同じ漬け汁を使いまわす際には以下の手順を守りましょう。
①漬け汁を鍋に入れる
②弱火で煮詰めて、らっきょうから出た水分を飛ばす
③しっかり冷めてから、新しいらっきょうを加える
上記の手順だけでも問題ないものの、漬け汁を再利用する場合は味が薄いので新たな漬け汁を足す方が美味しく仕上がります。またらっきょう漬けを入れていた容器も一度洗って、しっかり消毒しておくことが大事です。容器に雑菌が残っていると腐敗の原因となるので、煮沸あるいはアルコールを用いて消毒しましょう。