干し芋の白い粉の作り方は?粉ふきの正体・名前やカビとの見分け方も紹介!
干し芋の白い粉の正体・名前は何か知っていますか?それともカビでしょうか?今回は、干し芋の粉ふきの原理や、白い粉の作り方・コツを紹介します。その他、干し芋の白い粉と白カビの見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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出典: @imo_wash
干し芋の表面の白い粉をよく見た場合に表面が盛り上がって毛羽立っているように見えた場合は白カビの可能性が高いです。干し芋が全体的にうっすらと黒っぽく変色している場合は、干し芋由来の糖が白色から黒色に変色したものであるため問題なく食べることができますが斑点状の変色の場合はカビの可能性が高いです。
干し芋の表面に黒い斑点状のものがある場合は黒カビ、明らかに青緑色の斑点状のものが広がっている場合は青カビの可能性が高いため食べないようにしてください。
②中身が白い場合もカビの可能性が高い
干し芋を食べる前に表面だけでなく、干し芋を割いて内側もチェックするようにしましょう。保存方法によっては内側にカビが発生していることもあります。干し芋を割った時に内側が白く胞子のように毛羽立っている場合は白カビの可能性が高いので、そうした干し芋は食べないように気をつけてください。
③カビの場合は臭い・味に異常がある
保存方法によって表面の白い粉がカビか糖分か一見して見分けがつかないということもあるでしょう。カビか糖分かはっきりと見分けがつかない場合は干し芋の臭いや味を確認してください。白い粉がカビである場合はカビ臭さや発酵したアルコール臭がするはずです。
また味や食感としては干し芋本来の甘みは感じられず、鼻につく酸味がありパサパサとした食感という特徴があります。干し芋の異変に気づいた際はすぐに食べるのをやめて、捨てるようにしてください。
(*干し芋のカビの見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
干し芋のカビを食べた場合は体調に異変があれば医療機関を受診しよう
干し芋の白い粉がカビであることに気が付かずに粉がふいた干し芋と勘違いして食べてしまうということも無きにしもあらずでしょう。干し芋のカビは少し食べてしまった場合もすぐに目に見える症状に表れるというものではないことが多いです。万が一干し芋のカビに気づかずに食べてしまった場合でも一旦落ち着いてしばらく様子を見てみてください。
もしもカビが発生している干し芋を食べたことによって腹痛や下痢、アレルギー症状といった異状が出てしまった場合は速やかに病院を受診するようにしましょう。
干し芋の白い粉と白カビを正しく見分けよう
干し芋の白い粉は芋の糖分が乾燥したもので体にとって害があるものではありません。白い粉が多ければ多いほど甘い干し芋ということを意味します。しかし表面の白い粉と白カビを見誤って食べてしまうと腹痛や下痢などの症状が出ることもありますので、表面のみならず内側にも十分に注意して食べるようにしてください。