トマトのピクルスの日持ちは?保存期間を伸ばす方法や腐敗・劣化の見分け方を紹介!

トマトのピクルスの日持ち・保存期間を知っていますか?今回は、トマトのピクルスの保存期間を、日持ちをのばす保存方法や〈腐る・劣化〉した場合の見分け方を紹介します。日持ちするトマトのピクルスの作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. トマトのピクルスの日持ち・保存期間は?
  2. トマトのピクルスが腐る・劣化するとどうなる?見分け方は?
  3. ①見た目の特徴
  4. ②臭いの特徴
  5. トマトのピクルスの日持ちを伸ばす保存方法は?
  6. ①ガラス製の密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する
  7. ②清潔な容器や箸を使用する
  8. ③野菜を煮沸消毒する
  9. ちなみにトマトのピクルスは冷凍には向かない
  10. トマトのピクルスの日持ちする作り方を紹介!
  11. 材料
  12. 作り方・手順
  13. トマトのピクルスの保存期間を把握しよう

③野菜を煮沸消毒する

トマトのピクルスを日持ちさせる場合、トマトの煮沸消毒は必要な作業になります。お酢に漬ける状態が保たれていても、トマトに含まれる細菌の9割は、トマトの表面に付着しているためです。トマトを煮沸消毒する方法は、次章にて詳しく紹介するので参考にしてください。

ちなみにトマトのピクルスは冷凍には向かない

食品を長く保存するために便利な冷凍ですが、水分を多く含むトマトのピクルスには不向きです。トマトは冷凍すると細胞が破壊され、解凍した際にトマト内の水分が流れ出て食感が柔らかくなり、噛みごたえがなくなります。

トマトのピクルスの日持ちする作り方を紹介!

トマトのピクルスを日持ちさせるポイントは複数ありますが、手順自体は簡単です。ここでは分かりやすい解説動画と合わせ、材料と作り方のポイントを詳しく解説するので参考にしてください。

材料

・トマト:1パック
・酢:100ml
・はちみつ:大さじ2杯
・塩:少々

作り方・手順

トマトのピクルスを日持ちさせる作り方は以下のとおりです。

①トマトのヘタを取り、ヘタ周辺の皮に切り込みを浅く入れる
②沸騰させた湯にトマトを入れ、切り込んだ所の皮がめくれたら湯からトマトを取り出す
③冷水にトマトを浸して皮を剥き、トレイにトマトを並べてラップをする
④トマト以外の材料を鍋に入れ、材料が溶けるまで火にかける
⑤氷水入りのボウルに鍋を当てて冷ます
⑥トマトの水分を拭き取り、トマトとピクルス液をガラス製の容器に入れて密閉する
⑦丸ごと容器を10分ほど煮沸消毒し、湯から取り出して5分冷ます
⑧容器を少し開けて脱気する


ヘタを取り除いたトマトの皮に切り込みを入れると、湯むきしやすくなります。さらに、湯むきなしの状態と比べて湯むきをしたトマトは、漬ける時間が長いほどお酢の味が染み込みます。皮を剥いたトマトを大きいトレイに並べてラップをすると、菌が繁殖しやすい30〜40℃を避け、空気中の細菌がトマトに付くリスクを軽減するため効果的です。

容器ごと煮沸消毒することで、トマトと容器内に付着した細菌を殺菌する効果があります。煮沸消毒した後に脱気をすぐ行うと、ピクルス液が空気と一緒に飛び出すことがあるため、煮沸消毒後は常温で5分ほど必ず時間を置いてください。

脱気は火傷を防ぐために厚手のゴム手袋などを着用し、容器の蓋をゆっくり開封して行います。容器を開けて空気が抜ける際、炭酸飲料の缶を開けるような音が聞こえる場合があるので、参考にしてください。

トマトのピクルスの保存期間を把握しよう

手作りのトマトのピクルスは未開封の状態で約1週間保存でき、開封後は3日ほど日持ちしますが、早めに食べることが大切です。今回紹介したような、トマトのピクルスの日持ちを長くする保存方法や作り方を参考に、保存食に便利なトマトのピクルスを活用しましょう。

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