肉じゃがの弁当への詰め方は?夏は腐る?次の日も安全&美味しくするコツ!

肉じゃがのお弁当への詰め方を知っていますか?夏などは特に食中毒など危険があります。今回は、肉じゃがをお弁当に次の日でも美味しく安全に入れるためのポイントを、作った後の正しい保存方法とともに紹介します。肉じゃがのお弁当用の作り置きレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 肉じゃがを次の日以降のお弁当に入れて大丈夫?美味しく安全にするには?
  2. 肉じゃがをお弁当に詰める際は食中毒に注意が必要
  3. 肉じゃがのお弁当への詰め方のコツ・注意点は?
  4. ①キッチンペーパーで汁気をとる
  5. ②お弁当グッズを使って仕切る
  6. ③汁気を吸う食材を下に敷く
  7. ④夏場は必ず保冷剤を入れる
  8. ⑤温め直しは菌の繁殖が心配であればしよう
  9. ⑥スープジャーに入れる際は汁の量・温度に注意が必要
  10. 肉じゃがをお弁当用に作った後の保存方法にもポイントあり!
  11. 肉じゃがの保存方法は冷蔵がおすすめ
  12. 肉じゃがの冷凍保存は可能だが味が落ちるので非推奨
  13. お弁当用の肉じゃがの日持ちする作り置き方・レシピも紹介!
  14. お弁当用の肉じゃがが日持ちする作り方のコツ・アイデア
  15. お弁当用の肉じゃがの作り置きレシピ
  16. 肉じゃがのお弁当への詰め方には要注意!

肉じゃがを次の日以降のお弁当に入れて大丈夫?美味しく安全にするには?

夕飯の肉じゃがを翌日以降のお弁当に入れる際、傷むことを恐れて諦める人は多くいます。保存期間が短いイメージのある肉じゃがは、お弁当のおかずに入れられるのでしょうか。また、肉じゃがをお弁当のおかずに詰める場合、安全な方法があるのかについても解説します。

肉じゃがをお弁当に詰める際は食中毒に注意が必要

肉じゃがはお弁当に詰められますが、以下の理由で食中毒が起きる可能性があるため注意が必要です。

【食中毒になりやすい理由】
・煮汁の水分が多く菌が繁殖しやすい
・肉じゃがの煮汁が根菜類に染みる
・じゃがいものデンプンは菌を繁殖させやすい

長時間食材が煮汁に染み、水分量が多い肉じゃがは菌が繁殖しやすいおかずと言えます。また、加熱によって根菜類に煮汁が染み込むため、菌が繁殖する環境を作りやすい食材が揃うことも原因です。さらにじゃがいものデンプンは菌の繁殖を促し、肉じゃがの劣化を早める恐れがあります。

食中毒の危険性が高い肉じゃがですが、お弁当のおかずに詰める際のポイントがあります。

【お弁当に詰める際のポイント】
・肉じゃがの煮汁を入れないようにする
・保冷バッグと保冷剤を使う

肉じゃが入りのお弁当による食中毒を防ぐには、肉じゃがの煮汁をお弁当に入れないことが大切です。菌が繁殖する原因になる水分量を減らすことで、お弁当が傷みにくくなります。また、冬以外の時期では保冷バッグと保冷剤を活用しましょう。お弁当を冷やすことで菌の繁殖に適した温度の35℃前後を避け、お弁当を衛生的に保つことができます。

肉じゃがのお弁当への詰め方のコツ・注意点は?

肉じゃがをお弁当に詰める際は、食中毒を避けるためにしっかり対策をする必要があります。また、お弁当に詰める前に肉じゃがを温め直したり、スープジャーのような容器を使ったりすることは正しいのでしょうか。以下で詳しく解説していきますので参考にして下さい。

①キッチンペーパーで汁気をとる

肉じゃがをお弁当に詰める際は、前日の夜に以下の方法でキッチンペーパーを使って汁気をとりましょう。

①1,2枚ほど折り畳んだキッチンペーパーを皿の上に敷く
②お弁当に詰める分の肉じゃがをキッチンペーパーの上にのせる
③ラップをして冷蔵庫に入れる


キッチンペーパーで肉じゃがの水分量を減らすことで、菌が繁殖しにくくなってお弁当が傷みにくくなります。なお、肉じゃがの煮汁を染み込ませる際は、タッパーに入れるか鍋ごと肉じゃがを冷蔵保存しましょう。翌朝になってお弁当に詰めるときに、肉じゃがをキッチンペーパーで覆ってから軽く抑え込み、汁気をしっかり吸いとってください。

②お弁当グッズを使って仕切る

以下のようなお弁当グッズでおかずを仕切ることで、肉じゃがの煮汁が他のおかずに染みるのを防ぐことができます。

・おかずカップ
・クッキングシート
・ホイルケース


お弁当に肉じゃがを少し詰める際はおかずカップやホイルケースを使い、肉じゃがを多めに入れる場合はクッキングシートが便利です。また、お弁当グッズの中でも抗菌加工で深めに作られている製品を選ぶようにすると、より安全に肉じゃがをお弁当に入れられます。

③汁気を吸う食材を下に敷く

汁が多い肉じゃがをお弁当のおかずに詰めるときは、以下のような汁気を吸う食材を下に敷くのが効果的です。

・かつおぶし
・とろろ昆布
・切り干し大根


お弁当にかつおぶしなどを敷き、その上にキッチンペーパーで煮汁を除いた肉じゃがをのせましょう。肉じゃがの水分を吸って衛生面を保てる上に、だしの味わいも同時に感じられるようになります。これらの他に、すりごまや海苔などの家庭にある乾物を利用してみましょう。

④夏場は必ず保冷剤を入れる

春や秋にも必要ですが、夏場は必ず保冷剤をお弁当に入れましょう。お弁当の温度を低く抑えることで、菌の繁殖に適した温度と言われる35℃前後を避けられます。お弁当のフタの上に、3分2ほどの大きさの保冷剤をタオルなどに巻いて入れておくと安心です。さらに保冷バッグを併用すると、肉じゃが入りのお弁当を長く低温に保つことができます。

(*夏場にお弁当が腐らない方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

夏にお弁当が腐らない方法|食中毒防止のおかず・調理のコツや注意点を紹介!

⑤温め直しは菌の繁殖が心配であればしよう

肉じゃがを冷蔵保存して1日目の場合は温め直す必要はないですが、菌の繁殖が気になるときは火を通しましょう。鍋に移して加熱する場合と、電子レンジで温める方法がありますが、どちらも中まで火を通すことが大切です。鍋では煮汁を沸騰させたらそのまま火を通し続け、電子レンジの場合は息を吹きかけて食べれる程度を目安にしてください。

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